6/30火 退院1044人,治療中202名。昼カラオケで感染増が続いています2020年07月01日 09:07

6/23火 感染1183人,退院1003人,治療中180名
6/24水 感染1183人,退院1011人,治療中172名
6/25木 感染1199人,退院1015人,治療中184名
6/26金 感染1204人,退院1027人,治療中177名
6/27土 感染1205人,退院1031人,治療中174名 (図)
6/28日 感染1222人,退院1037人,治療中185名
6/29月 感染1233人,退院1037人,治療中196名!
6/30火 感染1246人,退院1044人,治療中202名!
* 北海道の感染状況。
これまでの死亡者99人 (北海道新聞朝刊から)

北海道は感染者がとうとう200人台に戻ってしまいました、昼カラオケによる高齢者の感染クラスター…。三密の凄さ、18畳もないお店に高齢者カラオケサークル10名程がマスクをはずして歌う、そのまま他のカラオケ店にハシゴするなど。仲間で楽しく老後の時間を過ごしている様子です。
東京は相変わらず毎日50-60人ほどの新規感染者で20-30代が中心、人数の半数はホストクラブ…。これまでの基準によれば自粛要請状況ですが、東京都は数値基準を昨日から廃棄しました。東京都のお財布もほぼ空っぽになり、もう自粛要請+経済的保障は不可能だからと思われます。

7/01水 退院1055人,治療中195名。東京は感染増、1日に105人の大台に!2020年07月02日 21:45

6/24水 感染1183人,退院1011人,治療中172名
6/25木 感染1199人,退院1015人,治療中184名
6/26金 感染1204人,退院1027人,治療中177名
6/27土 感染1205人,退院1031人,治療中174名 (図)
6/28日 感染1222人,退院1037人,治療中185名
6/29月 感染1233人,退院1037人,治療中196名!
6/30火 感染1246人,退院1044人,治療中202名!
7/01水 感染1250人,退院1055人,治療中195名
* 北海道の感染状況。
これまでの死亡者100人 (北海道新聞朝刊から)

 東京都の新規感染者数がこの一週間ほど50-60人程度だったのが、今日、突然105人に急増しました。放っておくとドンドン増えるパターンに入る数字になってしまいました…。

 北海道は軽症者用に確保していたホテルの部屋8000床とかを一部解約しました。結局、PCR検査を積極的に実施する体制にならないため、軽症者の発見はできず、軽症者用ホテルの利用人数が確か二桁にもならないためです。(第三波の時はあらためて契約する扱いのようですが…)

 感染後にPCR検査で陰性となり退院した人たちは、軽症であってもかなり大変な状況です。
1)陰性になっているけれども、たとえば体温が37度などと風邪の状態が何週間も続く人も多い。呼吸が苦しかったり頭痛やその他の体調不良がかなり続く…。
2)「PCR検査で陰性」になった段階で、治療費や薬代などの医療費は個人負担になる!(陽性の間は国が負担…)。このため、一月の医療費が10万円とか超えて払っている若者は「無理です…」。
 若い人たちは病気そのものは軽症で済むかもしれないけれど、実は経済的には相当に厳しい…。

7/02木 退院1060人,治療中198名。東京はかなりヤバイ2020年07月03日 08:40

6/25木 感染1199人,退院1015人,治療中184名
6/26金 感染1204人,退院1027人,治療中177名
6/27土 感染1205人,退院1031人,治療中174名 (図)
6/28日 感染1222人,退院1037人,治療中185名
6/29月 感染1233人,退院1037人,治療中196名!
6/30火 感染1246人,退院1044人,治療中202名!
7/01水 感染1250人,退院1055人,治療中195名
7/02木 感染1258人,退院1060人,治療中198名
* 北海道の感染状況。
これまでの死亡者101人 (北海道新聞朝刊から)

これは…まずいのではないだろうか…と思わせる状況に入りました。「梅雨と暑い時期に、無症状の感染者を見つけて隔離する」という唯一考えられる対応策が全く行われていません。感染爆発初期の体制のままで、感染を疑う者が検査を希望するという状況からほとんど進んでいません。
 ワクチンは実用化までは1年はかかる。感染初期に使えるのではないかと治験を進めているアビガンもいまだに承認されない…ということで、ほとんど何も変わっていない状況です。医療者が症状と対策の経験値を積んでいることが唯一、プラスの状況です。ただし罹ったときに、という留保がつくプラス材料でしかありません。
 東京は都内の病院に対して、一週間以内に現在の重症用病床を1000床から3000床に増やしてほしいと依頼書を出しました―。秋冬の危ない時期のかなり手前なのに、すでに赤字の病院が経営難に陥るような危険な流れとなっています(ボーナス減額とか全くなしの病院が多数あり)。北海道民に限らず、日本国の対策も相当にボヤボヤしています。

7/03金 退院1063人,治療中195名。北海道はゼロ、東京は一挙に124人!2020年07月04日 11:43

6/26金 感染1204人,退院1027人,治療中177名
6/27土 感染1205人,退院1031人,治療中174名 (図)
6/28日 感染1222人,退院1037人,治療中185名
6/29月 感染1233人,退院1037人,治療中196名!
6/30火 感染1246人,退院1044人,治療中202名!
7/01水 感染1250人,退院1055人,治療中195名
7/02木 感染1258人,退院1060人,治療中198名
7/03金 感染1258人,退院1063人,治療中195名
* 北海道の感染状況。
これまでの死亡者101人 (北海道新聞朝刊から)

北海道は二か月ぶりに新規感染者ゼロの快挙です、やれやれ。

東京はその前は50-60人台で推移して、突然107人、そして124人と連日の百人越えに入りました。各道府県知事などからは「東京から来ないで下さい…」メッセージが出始めました。間抜けなことに、政府はすでに専門家対策委員会を解散してしまい、状況分析をお願いする人たち失っています。西村経済再生大臣は「こんなことではまた規制になりますよっ」と逆ギレの様子で、政府が無策なまま経済再開したことを露呈。
 何をやっているのだろうかー。プロ野球やJリーグサッカーでも、「試合を再開・実施するために我々は全員のPCR検査をする」と個々に頑張っています。しかし、そうした当然の動きをを支えるような国レベルでの体制ができていません。自腹でPCR検査?!―「馬鹿でないの?!」と言えるほど、検査態勢の拡充を停止して今日に至っています。北海道弁では「はんかくさいんでないかい」というところです。当面は、自分で健康と命と経済を何とか死守するしかないようです…。

アメリカ、ニュージャージー州、死者は1万2千人以上(続き )2020年07月04日 22:03

6/24にアメリカ・ニュージャジー州の感染状況をブログに書きました。

その後、ブログに関してニュージャージー州の知人からコメントが届きましたのでメモ書きしておきます。

・小樽の昼カラオケ感染クラスター…については、
「北海道の建物は、もともと寒さ対策のため気密性が高いという事情もあるのでは。換気も行き届いていない…」「音漏れも問題であることと」「スナックみたいな所だと出入りもなく長時間…」
 という冷静な指摘でした。「道民はおおらかで-(^_^;」と書いていた私がずいぶん大らかだったと気づかされました―。

○アメリカの状況を少し引用します―
 「アメリカも共和党支持の州はおもいっきり激増中のコロナです。ニュージャージーとかニューヨークなど近場の三州は岩手システムで他州から入ってきたら十四日間(隔離)です―。」 
…隔離が二週間はつらいですね。
 「一歩この国を出て帰国する…。二十八日間失うと思うと国外に出る気にもなれないし、空港が怖くて近寄れません―」 
私も空港が怖いし、暑くなってきたこの時期、コロナと熱中症が怖くて本州には行けないです。

 「やっと雑貨屋さんが開いたらしいと調べたら、なんと週二回、朝の一時間六十歳以上の人しか利用できないです。差別もあるけど弱い人のケアもある不思議な国アメリカです。」「昨日も子供たちの誕生日パトカー先導のハッピーバースディーありました!」

 本人は一切出歩かず、ひっそりと家でリングフィットなどをして鍛えているようです。あとは庭の花の手入れなど。とにかく感染しないように気をつけて、体力を付けておくことも大事ですねー。どうぞ、気をつけて安全な生活を続けて欲しいです。時間のあるときは私のブログにどうぞまた突っ込みをいれてくださいー(^_^;

昼カラオケ感染は道民が大らか?!―オランダから突っ込みが2020年07月04日 22:30

6/29のブログに、 小樽の昼カラオケ感染クラスターについて、「道民は大らかというか、お人好しというか…」と書いたら、オランダの知人からコメントがありましたー。

私は「北海道の高齢者は(お人好しすぎて)… ぼやぼやして寝ている間に首を取られる側ですね。」と書きました。すると知人からは―

「というのを読んで、思わず想像したのは、ニュージーランドで絶滅した大型の飛べない鳥・モアでした。
飛べないのと天敵が少なかったのとでマオリや人間に取りつくされた・・・ というものです。
北海道の高齢者が絶滅するとは思いませんが、お人よし という点では結局、損を見る、みたいな感じがします。
今の日本がまさにそれで、島国日本の「お人よし」が裏目に出ていかない事を願うこのごろです。


 うーむ、小樽の昼カラオケ感染クラスターの理由について、こっそり個人的な思いを書いたら、何だか世界レベルでの淘汰の話につながってしまいました。凄いモノですね、世界の広さと大きさとを感じながら読ませてもらいました。

 それに触発され以下のことを書くことにします。
 数日前のことですが、欧米諸国が非難ゴウゴウの中、香港の政治的な命脈が絶たれました…。一国二制度の中で言論の自由を求めていた香港の人たちは、国家反逆の罪で終身刑にまで処せられる法律が決まったことによります。なお、カナダ政府は中国の法律が、中国に滞在ないし旅行する外国人にも適用されことを指摘して、注意を促しています。次のような文章を書く私も、香港でウロウロしていると国家転覆罪とかで中国本土送りになる…そういう時代に入りました。

 オーストラリアはすでに国家全体として中国に籠絡(ろうらく)されつつあります。オーストラリア政府要人および中国側の実名入りの本が出版され(数回、出版社が下りましたがとうとう出版が実現)、その中で中国が、政治的経済的文化的に他の国を支配する戦略が書かれています。
 オーストラリア首相が新型コロナウイルスの発生などについて、中国は適切に説明すべきだ、と発言した途端、オーストラリアからの食料などの輸入を停止するなど、中国が対抗措置をとりました。コロナ禍の責任は発生国にあることは当たり前の話のはずですが…。
 中国首相が来日予定もあり、中国から観光に来る感染者を遮断しないでいた日本のアベノマスクの態度も思い出されるところです。北海道の冬祭りに続く時期に、突然の新型コロナウイルスの感染拡大…それを見て北海道知事が「休校宣言」をし、一両日後、それに触発された首相が突然「休校宣言」してしまった…。そこから日本のコロナ禍とギクシャクした対応が始まったのでした。

 3年前、ロシアの南西側にあるベラルーシの首都ミンスクに寄りました。モスクワ経由のアエロフロート機には、大声を出して話し続ける中国人が何人も乗っており、あまりのひどさに「私は中国人ではない」オーラを出しつつ小さく座っておりました。飛行場に下りると、彼らはベラルーシの関係者に先導され別通路から入国。東ヨーロッパからドイツ・イタリア・フランスそしてイギリスまで、中国による経済的な籠絡に至る直前に「コロナ禍」が発生。
 その対応の中で、欧米各国が中国の政治的経済的支配と覇権主義の危険性に気がついた…というのが、コロナ禍のもう一つの副産物だと思います…。といった程度のことを発言することすら「香港では終身刑につながる」という事態に至ったのです。危ない時代に入りましたね。