昼カラオケ感染状況から、罹らない方法を考えてみるー2020年10月17日 13:16

以前、札幌ススキノ5店、小樽4店の「昼カラオケ店」で発生した感染クラスターで、感染者は38名(平均年齢75歳)、感染しなかった人は52名(平均年齢68歳)というデータが出てきました。

札幌にしても小樽にしても、いずれも小さな「スナック」が昼間の集客に営業していたものです。「カラオケ歌い放題、飲み物・簡単な食事付き1500円程度…」といったような状況だそうです。人数的には10数名も入れば満員となるような小さなお店がほとんど。
全体的に低い感染率を考えると、そのときの感染者・保菌者は高々1名しかいないと考えられます。その人が息を吸い、息を吐き出し、飲食をして口の中では唾液が分泌され、マイクをもち、周りに人の話しかけ、そして、歌ったりする中で、保菌者以外の人がその人のウィルスを吸い込んで感染する…という状況と思われます。
なお、接触感染ではなく飛沫感染がほとんどで、極小の飛沫であるエアロゾルによる「空気感染」と見る方が正しいと思っています。WHOは公式には認めていませんけれど…。

 「昼カラオケ」で…  感染した人 (38人)  感染しなかった人 (52人)
 カラオケで歌った  97% (a)  73%
 店内でマスクせず  79%  47% (b)
 マスクしないで歌った  96% (c)  93% (d)
 店内で飲食した  97% (e)  88% (f)
 滞在時間は  3.1時間 (g)  2.1時間 (h)

ぱっと見て気がついた個人的な解釈を書きます―。(本当は"BreakDown"データが必要なのですが…)
  1. 歌うと感染率が高い―
     これは声を出した後に、たくさん息を吸い込むのでウィルスを一緒に取り込む量が多いため。
  2. マスク着用していないけれど感染していない人が半分近くいる―
    マスクが無くても浅い呼吸でいれば、吸い込むウィルス量は意外に少ない。
  3. マスク無しで歌う― 吸気とともにウィルスを大量に吸い込んでしまう。
  4. マスク無しで歌って― 室内のウィルスがそれほど濃くないときは感染せず。
  5. 飲食してたくさん唾液が出る―
     唾液を介して口内の粘膜などACE2受容体にウィルスがくっ付く。
  6. 飲食で唾液が出ても―
     空気中のウィルス量が少ないので、口からの感染がおきにくい。
  7. 三時間もいた―
     感染者のウィルスが店内に大量に漂いそれを吸ってしまった。
  8. 二時間くらい―
     感染するような量にまで、店内にはまだウィルスが十分にたまっていない。
 という状況を想定してみると、次の可能性が高いと思われます―
 「室内のウィルス量が感染の決定要因である!」

なお、カラオケなどでの「歌うときの飛沫量」の別の研究では、飛沫量は通常の会話の11倍と高く、さらに、飲食後に歌ったときの飛沫量は14倍と高い!ということです。
1-2メートル先に落ちてしまう大きな飛沫とは別に、しばらく空中に漂うのが微細なエアロゾル飛沫です。これはあまりにも軽いので落下しずらく、これが普通の会話の11倍~14倍も空中に漂っていれば、吸い込んだときのウィルス量がすごいことになるわけです。
 したがって対策は簡単ですね。
  *もちろん手指のアルコール消毒、三密回避は必須。
     
  1. しっかり換気をする。室内の空気を排気し、外気が入って来るようにする。
  2. 室内の空気を攪拌して局所的に高いウィルス濃度を全体に下げる。
  3. 室内に空気の流れをつくり、流れが途絶えないようにする。
ちなみに、病室の「換気」はナイチンゲールが重視していた事柄なのでした。(『看護覚え書き』)

オノマトペの日本語 vs 西欧語のこと。日本語の擬態語「ポツンと」は凄いー2020年10月10日 22:46

毎年実施してきた「舞踏 butoh」のワークショップには、海外から参加してくれますが、今年の夏の六日間の集中ワークショップは、残念でしたが、コロナ禍のため二つとも休止にしました。まっ、実際はビザが発行されないし、日本に到着しても2週間ほども留め置かれるので仕方がありません。

 日本人に動きを伝えたりするとき、「クルクル回る」とか「グルリと回って見得を切る」とかオノマトペを使って言うと、さっさとその動きをしてくれます。しかし、これを英語で言うと、"turn several times lightly"(何回か軽い感じで回ってね)とか、"turn once, say, gravely" (うーん、重々しい感じで一回回ってね)と言うことになります。

ダンスセラピストの専門家がアメリカのダンスセラピーの学会にて、「日本での踊りや動きとオノマトペ」の関係について発表したのですが、何と?!アメリカのダンスセラピストの人たちがオノマトペについて「what?」という事態で、オノマトペの説明をしているうちに発表時間が切れて…といったお話しでした。

オノマトペのうちでも、擬音語・擬声語(ぎせいご) の場合は、実際に聞こえる音や声や鳴き声なので、音の表記は言語によって違うにしても、まあまあそれなりに分かり合えます。ワンワンがbow-bow、ニャンニャンがmewとか、ドンドンがbangとかいう類いだからです。
ところで日本語には、擬態語(ぎたいご)といって、実際には音はない状態や出来事にもオノマトペ(この場合は「模擬の」という意味で mimetic word)が潤沢にあるのです。「ミメティック・ワード」ですが、mimeはマイムという言葉と一緒ですね。

「ポツンと一軒家」というタイトルのテレビ番組は、たまたま見てからすっかり好きになりました。90代とか夫婦が山奥の一軒家に屈託無く生活して、レポーターには家の畑で野菜を取ってきてご馳走したり、苦難の人生を語るなど骨太ですが、何とも穏やかで幸せな感じになります。
この「ポツン」というのが擬態語のオノマトペです。元々、「孤立して山奥に住む」ことに「ポツン」という音がするはずはなく、オトは無いわけです。しかし、日本語では音のしない物事に「オノマトペ」としてオトを振り当てるという特殊能力が備わっているのです!その反面、日本語をあまり知らない人には実に難解なことになりますね。
※『擬音語・擬態語辞典』 金田一 春彦 著(1978年)では細かく五つに分けていますが、このブログでは擬音語と擬態語で代表させています。―
「擬音語」:ざあざあ,がちゃん,ごろごろ,ばたん…
「擬態語」:きらきら,つるつる,さらっと,どんより…
「擬声語」:わんわん,こけこっこー/「擬容語」:うろうろ,ふらり/「擬情語」:いらいら,うっとり…

疑問「本来は音がない物事に、日本人はどうして音的な言葉(擬態語)を使うことになったのだろうか?」

それを考えていくと、一つの可能性として「母音と子音とを同じ大脳左半球で一緒に処理するから!」ではないだろうか―。そうした解釈は以下に示した『日本人の脳』を書いた角田博士によるツノダ理論によるものでした。とりあえずは、勝手な私見ですが、個人的には「それ以外に解釈する方法は見当たらないのではないだろうか」と。

だから、暗黒舞踏の創始者・土方巽が「舞踏とは…必死に突っ立った死体…」といったような表現と知り、「…そうか。ではまず、ポツネンと立ち尽くして見ようか…」といった擬態語が出てきます。「…死体なんだから硬直していて…。そういえば土方の言葉に<印鑑体>というのがあったし…。インカンとして立つっ…」となれば、突然、「インカンたる死体」という擬態語が一回性の中で成立したりもします。

この時、母音がはずせない母音言語である日本語としては、音響としてはあまり出会うことのない「ア・イ・ウ・エ・オ」という母音を含む、「音的な言葉」として口から出て来てしまう。

「ポツリ、ポツリと語り始める」という言い方も、間合いがまばらな出来事を表す擬態語として発語されます。「ポツンと一軒家」はまだ、家があり人が住んでいる風情が無意識に感じられるけれど、「ポツンと立ち尽くす男…」ならば、もう生きていけないかもしれない程の老人の寂寥感・孤独感が「ヒシヒシと」(擬態語…)伝わってきます…。ワタシ…!?

海外での失敗談―。数名で車座になって座り、隣の人に「ザブーン」と言いながら全身で波を送る動作をして、「隣の人にも波を伝えてください」。日本では「ザッブーンッ!」と大波になったり、「チャプン」と小波になったりしながら参加者が付き合って遊んでくれます。
これをそのまま海外でやって大失敗となりました…「波がなんでZaboonなんだ?!」「Shoooo! シューッとかだろうがっ」という訳です。ザンネン。

「近江の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのに古思ほゆ」と詠めば、
おおみのみ…と、オとイという母音が響く 国のお話しでした。
または「はなののののはな、はなのななあに、なずななのはな、なもないのばな」(谷川俊太郎)では、ア音・オ音が豊かに伸びていきますね。

※「母音言語の日本語 vs 子音言語の西欧語」については、大脳左右半球の使われ方が、日本と西欧とで大きく異なることが研究されています。
ブログ「日本人に西欧語は聞こえにくい― 母音の大脳左右半球での処理と角田理論」 (10/4のアサブロ)
(再掲)

日本人に西欧語は聞こえにくい― 母音の大脳左右半球での処理と角田理論2020年10月04日 16:52

10年ほど前、イギリスで一年ほど暮らしていました。ロンドンでは様々に訛った英語に出会って困ることもありましたが、それなりに生活をしてきました。
 その頃、オックスフォードで英会話の勉強に来ていた日本人と会いました。しかし、彼は日常会話もできず、世界各国から来ていたクラスメートに侮蔑的な扱いをされておりました。日本で何年も働いてお金を貯めて、わざわざイギリスまで勉強に来ていたので気の毒に思い、「日本人は現地でよほど英語を勉強しても、聞き取れないのですよっ」と伝えました。「単純な努力だけではなかなか聞こえないですよっ」とも言いました。すると、少しホッとしたような顔を今も思い出します。

 私の世代では、英会話や発音の授業は中高でもほとんどなく、会話に触れたのは大学に入ってから、それもたまたま生の英会話を勉強する機会に出会ってからでした。それから、30-40年間、ラジオの英会話を録音してイヤーホンで聞き続け、左の耳穴がただれ、右の耳穴がただれ…。そうやって反復して聞いても、どうにも英語の音が頭に入ってこない!という絶望にさいなまれつつそれでも何とか頑張ってきた…という、悲しひ過去のお話しでした。※英語論文などを読まないといけないので致し方なし…。



実は、1978年に出版された『日本人の脳」(角田つのだ 忠信著、大修館書店)では、日本人が音を聞いて認識するときの大脳左右半球の使い方が、何と!西欧人とは大きく異なっていること、が書かれていました。
※もちろん、自分で「使い方」を自覚するのではなく、母音とか子音とかコオロギの声とかハミングとか機械音などが、自動的にどちらの大脳半球によって処理されるかが、日本人と西欧人では異なるということです。

初めて読んだときは、本当に目からウロコが落ちる状態でした。音の情報処理のシステムが日本人と英米人では違うのだ、と。オックスフォードで出会った日本人に話したときと同じ反応で「えっ、そうだったのか!」だったのです。
 定年となり、ある程度ヒマな時間が出来たのでトライしたのが、英語の無料映画をインターネットで見続けることでした。コロナ禍でもあり、時間があるときは英語のテレビドラマや英語の映画を大量に見ることが出来ました。それも、ブルートゥースで音声をヘッドホンまで飛ばして「きちんと聞く」体制です。すると、ブロークンで曖昧な発音のギャングの4文字侮蔑語やら鼻声やらも少しずつ聞こえやすくなってきたのは、この年齢としては望外の喜び…(将棋の若手ホープ、藤井聡太二冠が使った言葉)。^_^;
年なので、英語の高い音はやはり耳には届きづらいのですが、慣れればそれなりに届いてくるのは嬉しいものです。

いずれにしても、ツノダ理論に基づけば、大脳左右半球への音声処理の回路に介入することがないと、日本語話者は「西欧語への耳が養えない」という、往年の発見を再発見しつつあります。コロナ禍にあり内向きにうろうろできる時代なので、この際に「西欧語という子音言語」に挑戦してみるというのは如何!? とりあえず、私のやり方は簡単ですー「日本語の母音をできる限り発音しないで独り言を言う」―「k'n'n'ch'wa」「m'z'k'sh'd's'」…。

※物事の認識の仕方が母語である言語によって大きく左右される、という「言語相対性仮説」(Sapir and Whorf)では、西欧語をまとめてSAE言語(Standard Average European語)と呼んでいます。また、そうした西欧語の「I am a boy 」といった主語・be動詞 (copula)という「I = boy」形式の抽象度の高い表記に含まれる「認識の構造的な問題」については、ポーランド出身のコージブスキー(A.Korzybski)が「一般意味論」("Science and Sanity", 1933)を通じて明らかにしています。

8/20木 北海道 感染+25,治療中214。小樽市立病院17人集団感染2020年08月21日 23:14

8/13木 感染1573人,退院1328人,治療中245名
8/14金 感染1585人,退院1348人,治療中237名
8/15土 感染1599人,退院1359人,治療中240名 (図)
8/16日 ※月曜日休刊日のためデータ無し。
8/17月 感染1612人,退院1380人,治療中232名
8/18火 感染1626人,退院1409人,治療中217名
8/19水 感染1626人,退院1409人,治療中217名
8/20木 感染1651人,退院1437人,治療中214名
* 北海道感染状況―翌日の新聞による。
これまでの死亡者103人 (北海道新聞朝刊から)
道内の感染者+25人は最近にない多い数字です。ジワリと感染拡大が続いている状況といえます。
小樽市の市立病院は今月末頃まで、外来も手術も中止となりました。重要な拠点病院 (感染症指定医療機関)がストップしたので、かなりの混乱状態です。

※昨日と一昨日と(8/19-20)、藤井聡太vs木村一基の王位戦を二日間にわたって堪能しました。その余波で、コロナ禍のデータを入れるどころではなく慌てています。月曜日が休刊日で、混乱してしまいました。ブログのデータは新聞記事の数値なので一日遅れですし。

 王位戦の結果は4連勝で藤井聡太棋聖が、新王位となりました!二日間、朝から見始めて、夜に木村一基八段が投了するところまでライブで見ました。迫力がありましたねー。投了時刻はほぼ5時ジャストで、木村前王位の動きを見ていて「…投了するかな…」と思い、5時の時報に合わせて「ピッピッピッ、ピー」と声を出し終えた途端の投了でした。去年、初めてタイトルホルダーとなった「中年の星」が負けて、18歳の新星が2冠となった瞬間でした。それもAIが人間を超えた2017年(AIが将棋の名人を破った年)からわずか3年目で、AIと人間の共生の段階に入った…そうした歴史的なシーンでした。

 私は長年、世の中の流れに乗らないようにしてきたと思います。大昔、インベーダー・ゲームが大はやりしていたとき、喫茶店のゲームテーブルでやってみて「これは面白い!」「面白すぎるので、やめた!」…という人生です。同時代…その時はやっていたり盛り上がっていたりすることと共に一喜一憂していくこと…。それを「辞めた」のでした。
 それからは、同時代の人と「話が合わなくても仕方がないなあ…」と長年生きてきましたが、今回、定年退職となって初めて、「同時代」を堪能しました。「いま・このときに・そこで」藤井聡太が2冠になったことを、テレビや新聞などの記事を見ながら「うん、そうなのですよ…」と共感する…。これまで、どれだけ詰まらない人生だったか、意外に中身が詰まった生き方だったかはともかく、別のモードに入れたのは、高齢者としては「望外」でした。※藤井聡太が、王位を得たことを「望外…」と言っていましたね。

まだ若い学生だった頃に出会った哲学書が田中 美知太郎の文庫本でした。その初めの所に、「哲学者とは草原にありながら枯れ草を食むような存在…」といった趣旨のことが書かれていました。…そういうことでもいいのかな…と思ったものでした。

「コロナ禍」オランダ事情、ならびに欧州版も凄いですね。2020年08月01日 23:23

オランダ在住の知人から、コロナ禍の中での状況についてメールがありました。お国柄やら何やらが丸出しになり、何だか凄いですー。
※確認を得て転載。こちらの事情で数ヶ所ほど改訂。
…。
さて日本のコロナ政策はかなり「すっ飛んでいる」と思いますが、オランダも負けていません。

先ずこの一週間は「マスクを公共で義務化したいのだけど、できない政府」でもちきりです。

とにかくオランダ人は何かと反対するのが好きな性格が多く、「コロナ対策ぜーんぶ反対」と旗揚げした群衆がどんどん大きくなり力をつけてきています。
「感染学を学んで中退した男性ダンサー」が首謀となり 「アンチコロナ対策・ウイルス・クレイジー」なるグループを結成。

今まで抑制されて不満爆発だった群衆を巻き込み、みるみる大きな組織に。かなりの支持を得て弁護士や有力者もついて
  「コロナ対策は民主主義ではない」なるスローガンを発し 「距離を保つ反対、マスク反対、集団で歌う、踊る、ハグ、キス普通にしよう」など、
ほぼ無茶と思えることを平気で言ってます。イデオロギーのすり替え??と思うのだけど、かなりまともらしい主張に見る人が多い。

支持層も若者だけでなくイイ年の高齢者もいたりして、「さすがオランダ味」を出してます。

これには政府も真剣になりつつあり、*政府のマスク義務が*オランダの基本法に抵触する可能性があるらしく、裁判に持ち込まれるとヤバい事がわかりトーンを柔軟化。
*これはオランダが非常宣言を出していない事に起因するらしい。非常宣言が出ていればマスクの義務化は問題ないはずなのに。*

*なぜならマスクを衣類の一部と主張され、衣類の選択着用は個人の自由であり義務にはできないという流れらしい。(イスラムのスカーフみたいな)
おかげで公共マスク着用義務にしているベルギー、ドイツからにらまれる結果に。

ベルギーに至っては、今週アントワープ市で夜間外出禁止令が出ていて、「オランダ人来ないでね」と言ったり。負けじとオランダも「アントワープに行くな」と。

アムス (テルダム)の目貫通りはすごい混雑にも関わらず「マスクは義務じゃなくてアドバイス的につけましょう」方針が浸透してるので、
マスクなんか習慣にない欧州人観光客は早速「外しちゃえ」と。もちろん大半のオランダ人も。

TVニュースでドイツ人とベルギー人にインタビュー「楽でいいね。国境越えたらまた着けるけど」と言っていた若者が印象的でした。

これには医療関係者は猛反発・・・ 確かにしてたのですが、今日のニュースでオランダの心理、精神学会は反コロナ対策に同調した意見を持ち
「ハグ、キスは必要だ!」なる声明を出し医療関係者との対立という事でした。

個人主義の最たる結果で、個人の主張を貫かないと生きていけない社会構造の最も際立った国だと思います。国際的モラルとかマナーなんて通じない。

いや、逆手にとって、これがウチラのモラルです。みたいな。
「ばっかじゃないの」(註1)と言いたいです。

 註1)  知人はいろいろと海外を経巡った偉丈夫の紳士です。しかし、ブログに悪口を書く楽しみを知った執筆者の私から、何と海外へと悪影響が及んでしまいました。大変に申し訳ありません。(T.K.)

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補足すべきところがあったので追記します。

オランダは民主国家なのでこのブログ(「寺子屋心理学」)が理由で、もしオランダに来た時に逮捕・・なんて無いと思います。
この国は殺人しても投獄2-3か月とか、しかもホテル並みの一人部屋の監獄で携帯使用も認められていますから。(ばっかじゃないの?・・・・というブログのフレーズ好きです)
もし仮にオランダ入国時に逮捕されても2-3か月で出れますし、かなり快適な投獄生活を体験できると思います。

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さてマスクの続編です。

家内の職場では3月から続いているテレワークを9月に終了し、職場復帰を予定。
その際の通達事項に 「マスク使用禁止」が盛り込まれていて、目が点。「着用義務じゃないの?」と尋ねる私。 「いや、着用禁止」と妻。

妻はマスクしたい派なので、「これは人権問題」とオランダ思考。ならば逆手にとってマスク使用禁止も基本法違反。これで戦えます。やれやれ。

もともとオランダ人は自由を拘束される事には大反対。そして不快なマスク着用もイヤ。なのでマスク反対なのと、
オランダ学者が頑固に「医学的にマスクはウイルス予防効果はない」と言い張っていること。なぜなのかは不明。オランダの医療文化?(ばっかじゃないの?)
何とオランダ病院では循環器科を訪れた知人が「看護師などマスクなしで作業してたよ」と言ってくる始末。病院でも部署によってマスクをコントロールできる事態があるのです。

多分隣のドイツではそんなことないだろうと思います。
ちなみに夏季休暇でにぎわう人気の観光地クロアチア。コロナ急増でオランダ政府は危険地域に指定。オランダ人に帰国を勧告。

保険会社が勧告後に危険地域に居残って問題がある場合、保険金は出しません宣言しているのでオランダ観光客はしぶしぶ帰国。
お隣ドイツは危険地域指定していないのでドイツ人は今でもどんどん入国・・という事態も起きてます。

コロナ禍 欧州版です。

 オランダの彼の地にある知人には、日本語で悪口を言える機会を提供してしまいました。罪深いことです…。申し訳ありません。
ちなみに最近の私は北海道弁で「はんかくさいんでないかい」と書いたりしています。一種の暗号ですね…(^_^;

「施設に居る高齢母の黒バナナ」 続きですー。2020年08月01日 12:10

長年オランダに住む知人(男性)から、私の高齢の母の黒バナナについて反応がありました―。ありがとさんです!
黒いバナナ・・・うちの母も同じような事がありました。
もう賞味期限どころではなく、いつの何かわからないカビの塊とか・・当時はまだしかっりしていてそれでしたから。
所長に言われてヘルパーさん頼んで掃除してもらいました。

今は介護付きなので、冷蔵庫もお金もないので給食以外何も食べるものはありません。本人は少し寂しいと思いますけど。
母の施設は富山の田舎感覚がかなり鋭くて、電話でこの夏の状況を尋ねていたら、
「息子さん、戻られるときは(到着空港の)東京で2週間、その後富山に来て2週間、
計4週間隔離してから、もし面会ができる状況であれば、5分くらいの面会が可能になります!! 今は絶対無理ですからね!!!」 と。

この施設は今でもまだ面会謝絶で富山県内でも意見が分かれているような様子です。お盆も年内も今年は完全無理。来年の夏ごろに会えるかどうか?

それまで母が持ちこたえられたらの話です。なんだかむなしいです。
まだ会えるだけ幸せかなと思いながらブログを読んでいます。

…すごい差別待遇ですね。ウィルス感染扱い…。さらに面会時間が5分間というのはあまりにも短いです。それにしても、これまで読んだ新聞記事などからは、介護施設などの感染クラスターの多くは長い時間施設にいる「職員・出入り業者」からとなっていて、家族のようにたまに来て短時間で帰る状況からの感染はかなり少なかったはずです。(もちろん、それも大きなリスクですけれど)
いずれにしても、母の認知失調がまだひどくない内に会えているのは、有り難いことだと、いただいたコメントからあらためて思いました。