「コロナ禍」オランダ事情、ならびに欧州版も凄いですね。2020年08月01日 23:23

オランダ在住の知人から、コロナ禍の中での状況についてメールがありました。お国柄やら何やらが丸出しになり、何だか凄いですー。
※確認を得て転載。こちらの事情で数ヶ所ほど改訂。
…。
さて日本のコロナ政策はかなり「すっ飛んでいる」と思いますが、オランダも負けていません。

先ずこの一週間は「マスクを公共で義務化したいのだけど、できない政府」でもちきりです。

とにかくオランダ人は何かと反対するのが好きな性格が多く、「コロナ対策ぜーんぶ反対」と旗揚げした群衆がどんどん大きくなり力をつけてきています。
「感染学を学んで中退した男性ダンサー」が首謀となり 「アンチコロナ対策・ウイルス・クレイジー」なるグループを結成。

今まで抑制されて不満爆発だった群衆を巻き込み、みるみる大きな組織に。かなりの支持を得て弁護士や有力者もついて
  「コロナ対策は民主主義ではない」なるスローガンを発し 「距離を保つ反対、マスク反対、集団で歌う、踊る、ハグ、キス普通にしよう」など、
ほぼ無茶と思えることを平気で言ってます。イデオロギーのすり替え??と思うのだけど、かなりまともらしい主張に見る人が多い。

支持層も若者だけでなくイイ年の高齢者もいたりして、「さすがオランダ味」を出してます。

これには政府も真剣になりつつあり、*政府のマスク義務が*オランダの基本法に抵触する可能性があるらしく、裁判に持ち込まれるとヤバい事がわかりトーンを柔軟化。
*これはオランダが非常宣言を出していない事に起因するらしい。非常宣言が出ていればマスクの義務化は問題ないはずなのに。*

*なぜならマスクを衣類の一部と主張され、衣類の選択着用は個人の自由であり義務にはできないという流れらしい。(イスラムのスカーフみたいな)
おかげで公共マスク着用義務にしているベルギー、ドイツからにらまれる結果に。

ベルギーに至っては、今週アントワープ市で夜間外出禁止令が出ていて、「オランダ人来ないでね」と言ったり。負けじとオランダも「アントワープに行くな」と。

アムス (テルダム)の目貫通りはすごい混雑にも関わらず「マスクは義務じゃなくてアドバイス的につけましょう」方針が浸透してるので、
マスクなんか習慣にない欧州人観光客は早速「外しちゃえ」と。もちろん大半のオランダ人も。

TVニュースでドイツ人とベルギー人にインタビュー「楽でいいね。国境越えたらまた着けるけど」と言っていた若者が印象的でした。

これには医療関係者は猛反発・・・ 確かにしてたのですが、今日のニュースでオランダの心理、精神学会は反コロナ対策に同調した意見を持ち
「ハグ、キスは必要だ!」なる声明を出し医療関係者との対立という事でした。

個人主義の最たる結果で、個人の主張を貫かないと生きていけない社会構造の最も際立った国だと思います。国際的モラルとかマナーなんて通じない。

いや、逆手にとって、これがウチラのモラルです。みたいな。
「ばっかじゃないの」(註1)と言いたいです。

 註1)  知人はいろいろと海外を経巡った偉丈夫の紳士です。しかし、ブログに悪口を書く楽しみを知った執筆者の私から、何と海外へと悪影響が及んでしまいました。大変に申し訳ありません。(T.K.)

---------------

補足すべきところがあったので追記します。

オランダは民主国家なのでこのブログ(「寺子屋心理学」)が理由で、もしオランダに来た時に逮捕・・なんて無いと思います。
この国は殺人しても投獄2-3か月とか、しかもホテル並みの一人部屋の監獄で携帯使用も認められていますから。(ばっかじゃないの?・・・・というブログのフレーズ好きです)
もし仮にオランダ入国時に逮捕されても2-3か月で出れますし、かなり快適な投獄生活を体験できると思います。

---------

さてマスクの続編です。

家内の職場では3月から続いているテレワークを9月に終了し、職場復帰を予定。
その際の通達事項に 「マスク使用禁止」が盛り込まれていて、目が点。「着用義務じゃないの?」と尋ねる私。 「いや、着用禁止」と妻。

妻はマスクしたい派なので、「これは人権問題」とオランダ思考。ならば逆手にとってマスク使用禁止も基本法違反。これで戦えます。やれやれ。

もともとオランダ人は自由を拘束される事には大反対。そして不快なマスク着用もイヤ。なのでマスク反対なのと、
オランダ学者が頑固に「医学的にマスクはウイルス予防効果はない」と言い張っていること。なぜなのかは不明。オランダの医療文化?(ばっかじゃないの?)
何とオランダ病院では循環器科を訪れた知人が「看護師などマスクなしで作業してたよ」と言ってくる始末。病院でも部署によってマスクをコントロールできる事態があるのです。

多分隣のドイツではそんなことないだろうと思います。
ちなみに夏季休暇でにぎわう人気の観光地クロアチア。コロナ急増でオランダ政府は危険地域に指定。オランダ人に帰国を勧告。

保険会社が勧告後に危険地域に居残って問題がある場合、保険金は出しません宣言しているのでオランダ観光客はしぶしぶ帰国。
お隣ドイツは危険地域指定していないのでドイツ人は今でもどんどん入国・・という事態も起きてます。

コロナ禍 欧州版です。

 オランダの彼の地にある知人には、日本語で悪口を言える機会を提供してしまいました。罪深いことです…。申し訳ありません。
ちなみに最近の私は北海道弁で「はんかくさいんでないかい」と書いたりしています。一種の暗号ですね…(^_^;

「施設に居る高齢母の黒バナナ」 続きですー。2020年08月01日 12:10

長年オランダに住む知人(男性)から、私の高齢の母の黒バナナについて反応がありました―。ありがとさんです!
黒いバナナ・・・うちの母も同じような事がありました。
もう賞味期限どころではなく、いつの何かわからないカビの塊とか・・当時はまだしかっりしていてそれでしたから。
所長に言われてヘルパーさん頼んで掃除してもらいました。

今は介護付きなので、冷蔵庫もお金もないので給食以外何も食べるものはありません。本人は少し寂しいと思いますけど。
母の施設は富山の田舎感覚がかなり鋭くて、電話でこの夏の状況を尋ねていたら、
「息子さん、戻られるときは(到着空港の)東京で2週間、その後富山に来て2週間、
計4週間隔離してから、もし面会ができる状況であれば、5分くらいの面会が可能になります!! 今は絶対無理ですからね!!!」 と。

この施設は今でもまだ面会謝絶で富山県内でも意見が分かれているような様子です。お盆も年内も今年は完全無理。来年の夏ごろに会えるかどうか?

それまで母が持ちこたえられたらの話です。なんだかむなしいです。
まだ会えるだけ幸せかなと思いながらブログを読んでいます。

…すごい差別待遇ですね。ウィルス感染扱い…。さらに面会時間が5分間というのはあまりにも短いです。それにしても、これまで読んだ新聞記事などからは、介護施設などの感染クラスターの多くは長い時間施設にいる「職員・出入り業者」からとなっていて、家族のようにたまに来て短時間で帰る状況からの感染はかなり少なかったはずです。(もちろん、それも大きなリスクですけれど)
いずれにしても、母の認知失調がまだひどくない内に会えているのは、有り難いことだと、いただいたコメントからあらためて思いました。

アメリカ、ニュージャージー州の感染状況(3)。死者1万3千人以上 (図)2020年07月23日 23:55



アメリカはニューヨークの隣りにあるニュージャージ州、その感染状況を知人が知らせてくれました。感染者数は17万7千人程、死亡者累計は 1万3千人余(図のネズミ色の線)です。アメリカ全体の死亡者は14万4千人余。 ※データがない所は描かれていません。数字がだいぶ小さくなってきたので、次は対数グラフではなく普通のグラフも示します。
日本は全体でも死者は1000人です。あまりの数字の違いで、どういう状況なのかすぐには感覚が追いつきません。今、日本国政府は、国内の観光地などへのGotoキャンペーンで人出を増やしていて、感染者数で他国に後れをとらないように励んでいるところです。感染者数はすでに第一波の時の人数を超えてきました。しくしく。
 ところで、感染者が多くなると、高齢者や病気や何らかの疾患をもっているハイリスクの人たち、また、医療の網目から漏れ落ちてしまう人たちがウィルスの犠牲になるー。アメリカではそれでもPCR検査をいつでもどこでも無料で…受けられる態勢を作り上げてきています。なので、自分が罹っていたら他の人に感染させないような自粛することには実際的な効果があります。また、無症状感染の人たちも「陽性!」となれば医療の支援を受けに向かう…。
 日本は、PCR検査による擬陽性の人たちにホテル療養などを指示すると、後から訴えられないかと厚労省がビビっているため、PCR検査を可能な限り抑制している…という見解が紹介されていました。実に情けない…。

それにしても、アメリカやブラジルでは凄まじい人数が感染しています。感染が大規模に繰り返されるとウィルスの遺伝子(RNA)が様々に変異して、その中には悪魔的な感染力や重症化力をもつウィルスなどが登場してきます。感染してしまうと遺伝子に様々な変異のチャンスを与えてしまう―。おおげさに言えば、ウィルスに罹らないようにすることで、ウィルスにスキを見せないことが人類としての責務だと思っています(^_^v
アメリカで巣ごもりしている皆さん、どうぞもう一息、二息、がんばってください。お互い健やかにまた会えますように。

※一週間くらい前、未明に「ネオワイズ彗星」が撮影されました。次は5000年後だそうです…。人類はそれまでモツのかなあ。

7/19日 感染+9,退院1141,治療中190。東京188、大阪89人と感染継続中…2020年07月20日 10:42

7/11土 感染1273人,退院1113人,治療中160名 (図)
7/12日 新聞休刊日。
7/13月 感染1279人,退院1115人,治療中164名
7/14火 感染1287人,退院1119人,治療中168名
7/15水 感染1300人,退院1122人,治療中178名
7/16木 感染1306人,退院1124人,治療中182名
7/17金 感染1309人,退院1132人,治療中177名
7/18土 感染1322人,退院1139人,治療中183名
7/19日 感染1331人,退院1141人,治療中190名 (図)
* 北海道の感染状況。
これまでの死亡者102人 (北海道新聞朝刊から)
北海道は新規感染者+9人です。このところ治療中の人数は減らない状況が続いています。東京、大阪に限らず全国的には第二波、北海道は第三波とならないように警戒しないといけない状況です。

今週末に予定していた、スタジオでの研修講座のイベントを中止することになりました。コロナ感染状態は直接的には関係しませんが、間接的には大きく影響してしまいました。施設に居る高齢の母が、コロナ第一波の際に「面会禁止」となったことが遠因となったと思います。2-3ヶ月間、本人と雑談をしたりする機会がほぼなくなり、その間に居室で転んで背中を傷めた、入退院となった、普通の会話が途絶えて認知機能が衰えてしまった…等々は、コロナの影響です。
 ちなみに、オランダの知人からの以前のメールでは、高齢の身内と「面接する権利」という家族の強い思いがあったようですが、そうしたことがイタリアやスペインなどでの高齢者の感染死亡につながったという分析もありました…。
 いずれにしても、週末二日間のイベントについては、母の面倒をみるために難しくなってしまったことが直接の理由です。実質的な老老介護…。 また、代わりとなる講師スタッフは現在、アメリカ在留中のため、これまたコロナ禍で出入国が難しいことも理由となっています。日本に戻るとアメリカに再入国できない可能性が高いですし…。

「思考停止」のGoToキャンペーン。感染対策は、ない。2020年07月18日 10:42

「認知の歪み」というキーワードを使って、人の非効率的な言動を修正しようという認知療法ですが、実は根本的なところに誤りがあります。元々は、A.コージブスキーによる「一般意味論」の内容をほぼそのまま取り入れて提起された「論理療法・論理情動療法」から展開して「認知療法」が出てきたのですが、次のような混乱が起きてしまいました―。

一般意味論⇒
 人類一般の認識には本質的に(認知システム内に)誤りが組み込まれている。

認知療法⇒
 心理的な問題を抱える人たちには「認知の歪み」があるので、それを修正しよう。

つまり、臨床心理士の方などが「あなたには認知の歪みがあります」という言い方は全く不正確であって、まずは「私たち人類にはどうしようもない認知の歪みがあります」と言わなくてはいけない―ということです。
 「人間の認識上の歪み」の問題を相談相手の個人的な問題へとすり替えてしまっている…というところに本質的なズレがあります。

 一般意味論は1933年に出版された『科学と正気 Science and Sanity』によって、その基本が説かれたのですが、その本は大著であり、また内容は論理学から集合論の陥穽、そして相対性理論まで網羅する内容だったため (翻訳を試みていた先生はおられますが…) 出版を引き受ける出版社はなく、日本語で部分的に紹介する本が出版されただけで時代が過ぎ去ってしまいました。実に残念なことでした。

 人間の認識について、よく知られていることとしてはソクラテスの「無知の知」ということが挙げられます。「自分がそのことを知らないで居る、という事実に気がついて、知らないままであることに気がついている」といった意味です。哲学の出発点のように紹介される、基本的な事柄だといえます。
 「思考の出発点…」ということについて考えると、それは様々ですが、その際、ほとんど見落とされることがあり驚愕することになります。それは、「出発点…」はともかくして、さて、それでは「その出発点」となったポイントの一つ前にさかのぼることについては、その可能性を含めて「無知のまま放置されている」という事実です。
 よく知られている例を挙げてみます。「基準」とは何か―です。「何々は重い」といった普通の文章でもそうですが、「重い」と判断する基準があったわけです。しかし、その基準は暗黙のうちに使われて文章として表出されて「…重いのだ…」ということになりますが、「一体、何を基準として重い」と言ったのかが不明のまま放置されています。
 「基準」についてはさらに恐ろしいことが起きてしまいます。「それを重いとした基準が分かったとして」「その基準が正しいモノとして選ばれた、その際の基準は何だったのか…」ということになります。
 普通の人はこの段階で意識を失うか、別のことへ意識を切り替えて問題を素通りすることで、日常生活を続けることになります。
 「…を基準とするためには、それを基準として妥当だと判定出来るような、より基本的な別の基準が必要となり、…さらにそれを基準とするためには、さらにさらにそれを判断する別の基準が必要となり…」という訳で、無限遡及(むげんそきゅう:かぎりなくさかのぼる)に至るわけですね。

 このブログは「テツガクの場」でも何でもないのですが、非常に大事なことは「思考停止」つまり、それ以上にさかのぼらない…という意味で、「思考の出発点が存在して、それと同時に、それより先には遡らないという思考の限界点が存在する」ことに共感してもらえればと思います。

 残念ながら私は、コロナ禍の中で蠢く政治の世界の魑魅魍魎に関わり合う関係はないので、とりあえずは外野席から眺めているに過ぎません。その外野席から見えてきたことの一つが「PCR検査を拡充しない」という政府の思考停止状態でした
 これは元々、検査の精度に関わり、どうしても偽陰性すなわち、本当は陽性なのに「罹っていない」というエラーが一定の割合で出てしまう懸念から出発していました。
 ただし、この偽陰性などは確率の数値できちんと計算できるので、計算されるリスクという意味では分かりやすい事柄でした。しかし、PCR検査に伴う実際的な困難の数々― 1)本当は罹っているのに間違って陰性となる偽陰性の問題がある、 2)検査者が飛沫感染の危険にさらされる、 3)手作業なので作業が困難 (本当は専門的な機械で正確にかつ感染の可能性なく検査できるのですが、この事実はなかったことにされています)、 4)検査には10数時間かかる (これも様々な新しい方法では1時間とか可能)、 5)検査で陽性になっても受け入れる病床・病院が限られている―。
 こうしたことから「PCR検査はすべきではない」という暗黙の姿勢ができあがりました。国際的には見ても世界中から「!?」という驚愕を招くことになりました。また、抗原検査にしても抗体検査にしてもやはり疑陽性・偽陰性の割合が低くはないことから、政府としては「検査精度に問題があり信用ならぬから使用しない!」となって推移しています。

 こうした実績から推測してみると、「PCR検査を行わないでおけば、崩壊直前の貧弱な医療体制がとりあえず壊れず政府の体面が保たれる」という政略的な姿勢が基本にあった、ということも考えられます。

 いずれにしても、政府として国策として感染対策を増強することはなく、せいぜい、各都道府県の知事達に現場で頑張らせておけば良い…ということになってしまいました。
 このため「偽陰性の問題を確率的にきちんと把握しながら、感染対策を打ち出していく…」という姿勢が打ち捨てられました。そして突如として「観光に金をばらまいて、観光関係領域が経済的に生き延びられるようにする」という施策=GoToキャンペーンが登場したわけです。466億円かけたアホノマスクと似たパターンです。
 これには、抗原検査で陽性の人はJRなどの駅や空港で「ダメです」と拒否されることもなく、検査に関わる経費など拡充して防御をすることもなく、ただただ「感染を恐れず行け!GoToトラベル!」という、肉弾三勇士状態でスタートしました。重ね重ねの「思考停止」状況です…。というわけで、むかしの古い話と全く同じ構造になっていることにあらためて驚き呆れます。

この「全員突撃」を日露戦争の例で見てみましょう。当時、ロシアは連発発射できる機関銃(ロシア軍マキシム機関銃)を203高地に設置して、日本陸軍歩兵部隊が突撃してくるのを阻止しようとしていました。
 当時の大日本帝国陸軍は、元込め単発発射の銃を歩兵に持たせ「全員突撃!」の号令のもと、多数の歩兵が機関銃に向かって進み、あっさり撃たれ続けて「名誉の戦死」をさせられました。同じような場面は第二次世界大戦でも繰り返されています。
 死ぬのはお前の責任で、陸軍は関知しない…。旅行に出かけ、あるいは旅行者を受け入れて、新型コロナウイルスに罹って苦しむのはお前の責任であり、当局(国交省)は一切関知しない…。感染の危険について「思考停止」の無責任体制という点では同根の状態で、実に気持ちの悪い形で「歴史は繰り返す」のです…。

昼カラオケ感染は道民が大らか?!―オランダから突っ込みが2020年07月04日 22:30

6/29のブログに、 小樽の昼カラオケ感染クラスターについて、「道民は大らかというか、お人好しというか…」と書いたら、オランダの知人からコメントがありましたー。

私は「北海道の高齢者は(お人好しすぎて)… ぼやぼやして寝ている間に首を取られる側ですね。」と書きました。すると知人からは―

「というのを読んで、思わず想像したのは、ニュージーランドで絶滅した大型の飛べない鳥・モアでした。
飛べないのと天敵が少なかったのとでマオリや人間に取りつくされた・・・ というものです。
北海道の高齢者が絶滅するとは思いませんが、お人よし という点では結局、損を見る、みたいな感じがします。
今の日本がまさにそれで、島国日本の「お人よし」が裏目に出ていかない事を願うこのごろです。


 うーむ、小樽の昼カラオケ感染クラスターの理由について、こっそり個人的な思いを書いたら、何だか世界レベルでの淘汰の話につながってしまいました。凄いモノですね、世界の広さと大きさとを感じながら読ませてもらいました。

 それに触発され以下のことを書くことにします。
 数日前のことですが、欧米諸国が非難ゴウゴウの中、香港の政治的な命脈が絶たれました…。一国二制度の中で言論の自由を求めていた香港の人たちは、国家反逆の罪で終身刑にまで処せられる法律が決まったことによります。なお、カナダ政府は中国の法律が、中国に滞在ないし旅行する外国人にも適用されことを指摘して、注意を促しています。次のような文章を書く私も、香港でウロウロしていると国家転覆罪とかで中国本土送りになる…そういう時代に入りました。

 オーストラリアはすでに国家全体として中国に籠絡(ろうらく)されつつあります。オーストラリア政府要人および中国側の実名入りの本が出版され(数回、出版社が下りましたがとうとう出版が実現)、その中で中国が、政治的経済的文化的に他の国を支配する戦略が書かれています。
 オーストラリア首相が新型コロナウイルスの発生などについて、中国は適切に説明すべきだ、と発言した途端、オーストラリアからの食料などの輸入を停止するなど、中国が対抗措置をとりました。コロナ禍の責任は発生国にあることは当たり前の話のはずですが…。
 中国首相が来日予定もあり、中国から観光に来る感染者を遮断しないでいた日本のアベノマスクの態度も思い出されるところです。北海道の冬祭りに続く時期に、突然の新型コロナウイルスの感染拡大…それを見て北海道知事が「休校宣言」をし、一両日後、それに触発された首相が突然「休校宣言」してしまった…。そこから日本のコロナ禍とギクシャクした対応が始まったのでした。

 3年前、ロシアの南西側にあるベラルーシの首都ミンスクに寄りました。モスクワ経由のアエロフロート機には、大声を出して話し続ける中国人が何人も乗っており、あまりのひどさに「私は中国人ではない」オーラを出しつつ小さく座っておりました。飛行場に下りると、彼らはベラルーシの関係者に先導され別通路から入国。東ヨーロッパからドイツ・イタリア・フランスそしてイギリスまで、中国による経済的な籠絡に至る直前に「コロナ禍」が発生。
 その対応の中で、欧米各国が中国の政治的経済的支配と覇権主義の危険性に気がついた…というのが、コロナ禍のもう一つの副産物だと思います…。といった程度のことを発言することすら「香港では終身刑につながる」という事態に至ったのです。危ない時代に入りましたね。