昼カラオケ感染は道民が大らか?!―オランダから突っ込みが2020年07月04日 22:30

6/29のブログに、 小樽の昼カラオケ感染クラスターについて、「道民は大らかというか、お人好しというか…」と書いたら、オランダの知人からコメントがありましたー。

私は「北海道の高齢者は(お人好しすぎて)… ぼやぼやして寝ている間に首を取られる側ですね。」と書きました。すると知人からは―

「というのを読んで、思わず想像したのは、ニュージーランドで絶滅した大型の飛べない鳥・モアでした。
飛べないのと天敵が少なかったのとでマオリや人間に取りつくされた・・・ というものです。
北海道の高齢者が絶滅するとは思いませんが、お人よし という点では結局、損を見る、みたいな感じがします。
今の日本がまさにそれで、島国日本の「お人よし」が裏目に出ていかない事を願うこのごろです。


 うーむ、小樽の昼カラオケ感染クラスターの理由について、こっそり個人的な思いを書いたら、何だか世界レベルでの淘汰の話につながってしまいました。凄いモノですね、世界の広さと大きさとを感じながら読ませてもらいました。

 それに触発され以下のことを書くことにします。
 数日前のことですが、欧米諸国が非難ゴウゴウの中、香港の政治的な命脈が絶たれました…。一国二制度の中で言論の自由を求めていた香港の人たちは、国家反逆の罪で終身刑にまで処せられる法律が決まったことによります。なお、カナダ政府は中国の法律が、中国に滞在ないし旅行する外国人にも適用されことを指摘して、注意を促しています。次のような文章を書く私も、香港でウロウロしていると国家転覆罪とかで中国本土送りになる…そういう時代に入りました。

 オーストラリアはすでに国家全体として中国に籠絡(ろうらく)されつつあります。オーストラリア政府要人および中国側の実名入りの本が出版され(数回、出版社が下りましたがとうとう出版が実現)、その中で中国が、政治的経済的文化的に他の国を支配する戦略が書かれています。
 オーストラリア首相が新型コロナウイルスの発生などについて、中国は適切に説明すべきだ、と発言した途端、オーストラリアからの食料などの輸入を停止するなど、中国が対抗措置をとりました。コロナ禍の責任は発生国にあることは当たり前の話のはずですが…。
 中国首相が来日予定もあり、中国から観光に来る感染者を遮断しないでいた日本のアベノマスクの態度も思い出されるところです。北海道の冬祭りに続く時期に、突然の新型コロナウイルスの感染拡大…それを見て北海道知事が「休校宣言」をし、一両日後、それに触発された首相が突然「休校宣言」してしまった…。そこから日本のコロナ禍とギクシャクした対応が始まったのでした。

 3年前、ロシアの南西側にあるベラルーシの首都ミンスクに寄りました。モスクワ経由のアエロフロート機には、大声を出して話し続ける中国人が何人も乗っており、あまりのひどさに「私は中国人ではない」オーラを出しつつ小さく座っておりました。飛行場に下りると、彼らはベラルーシの関係者に先導され別通路から入国。東ヨーロッパからドイツ・イタリア・フランスそしてイギリスまで、中国による経済的な籠絡に至る直前に「コロナ禍」が発生。
 その対応の中で、欧米各国が中国の政治的経済的支配と覇権主義の危険性に気がついた…というのが、コロナ禍のもう一つの副産物だと思います…。といった程度のことを発言することすら「香港では終身刑につながる」という事態に至ったのです。危ない時代に入りましたね。

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