6/29月 退院1037人,治療中196名!昼カラオケ感染はなぜ北海道だけ?2020年06月30日 09:46

6/22月 感染1182人,退院994人,治療中188名
6/23火 感染1183人,退院1003人,治療中180名
6/24水 感染1183人,退院1011人,治療中172名
6/25木 感染1199人,退院1015人,治療中184名
6/26金 感染1204人,退院1027人,治療中177名
6/27土 感染1205人,退院1031人,治療中174名 (図)
6/28日 感染1222人,退院1037人,治療中185名
6/29月 感染1233人,退院1037人,治療中196名!
* 北海道の感染状況。
これまでの死亡者99人 (北海道新聞朝刊から)

北海道は入院治療者数が増えてまた200人に戻りそうな勢いです。かなり残念です。それにしても、昼カラオケは全国各地にあるのに、なぜ北海道だけで発生?というところ。なお、高齢者施設での新たな感染クラスターでは、外部からディケア利用者が関わっている模様です。

 以下はまったく個人的な印象に過ぎませんが、北海道の人(特に中高年)は全体的におおらかな感じで、少し言い過ぎとしまうと世界的に見てもかなり「お人好し」度が高いようです。つまり、原理原則に厳しくなく、しぶとく利害にしがみついたりしない…といった傾向です。言ってみれば、「寝首を掻く(ねくびをかく)」方ではなく、ぼやぼやして寝ている間に首を取られる側ですね。
 若い時分に泊めてもらったアメリカインディアンの居留地、そこの人たちにも似たような感じをもった記憶があります。優しいというか大らかというか…。アメリカ大陸の先住民、インディアンの人たちは、ヨーロッパから入ってきた白人達によって駆逐され、貧しい土地(居留地)に追いやられた悲しい歴史があります。北海道の場合は、和人(シャモ)によってアイヌの人たちも追いやられるという同様の歴史がありました。いずれにしても、厳しい自然の中で生活していた狩猟採取の先住民は、食べられなかったりする脆弱な生き物同士として、ある種の寛容さをもってしまっている…そんな風に感じています。
 小樽の昼カラオケによる感染クラスターは、そうした観点とは少し異なりますが、明治時代に食い扶持を求めて日本各地から流入してきた多種多様な入植者達と流れ者達(少なくとも私の父の父がそうでした)、そして、その子孫に培われてきた「北海道民の大らかさ」(断念の結果、ボヤーと生きている?!)…それが裏目に出たのではと思っています。こうした感想は当事者ならではのことで、これをブンカジンとかユウシキシャとかに語られると腹が立つ訳ですが、リスクをかかえている高齢者としてあらためて気をつけなければと自戒しています。

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