★BMIは「体重÷身長^2 (身長の2乗)」 : 21.0~27.0辺りで死亡率が低い… ― 2023年11月27日 17:00
BMI数値について少し調べてみました。
すると、日本人(中高年)のデータでは、大ざっぱに見て、BMI 2.1から2.7くらいのヒトの死亡率が低い…という研究がありました。
ただし、実際は「亡くなった人達を調べると、BMIが低すぎる人や高すぎる人達だったりする確率が高い」ですね。さて…
○身長が二メートルだとすると、
・体重が40Kgの場合、
BMI= 40Kg/ (2.0m)2= 40/ 4= 10.0 で、これは体重が少な過ぎ。飢餓でガリガリですでに死亡レベル…。
・体重が80Kgの場合、
BMI= 80Kg/ (2.0m)2= 80/4= 20.0で、こんなところ。
なので、
・体重は普通は100Kgとかでしょうね、きっと。
BMI=100Kg/ (2.0m)2=100/4= 25.0 位ですね。
なお、身長が二メートル近く、体重が100Kg以上のヨーロッパ人の知人は「朝と晩とで身長が数センチは違う― 重さで夜は身長が縮んでいる」と話していましたが…。
さて、当時の高齢母の身長は1.5m(以下…)、当時の体重は(多分…)40Kg(以下)として…
BMI= 40/ (1.5m)2= 40/ 2.25= 17.7 とかなり低いですね…。
○「BMIはあまり低くない方が良い」というお話の根拠はこのあたりだと思います。
なお高齢者などで体重が低下する原因は、「体細胞を増殖させる幹細胞」が高齢とともに機能が低下。内臓などはその細胞数が維持されず小さくなって機能不全になるためか…。
「肥満防止にサラダから食べましょう」は高齢者では間違いで、「肉やタンパク質から積極的に食べましょう」ですね! それでも80-90歳代で体重が減少するのは死期が近いのだと、この先の私は自覚したいと思いま~す(^_~;。
すると、日本人(中高年)のデータでは、大ざっぱに見て、BMI 2.1から2.7くらいのヒトの死亡率が低い…という研究がありました。
ただし、実際は「亡くなった人達を調べると、BMIが低すぎる人や高すぎる人達だったりする確率が高い」ですね。さて…
○身長が二メートルだとすると、
・体重が40Kgの場合、
BMI= 40Kg/ (2.0m)2= 40/ 4= 10.0 で、これは体重が少な過ぎ。飢餓でガリガリですでに死亡レベル…。
・体重が80Kgの場合、
BMI= 80Kg/ (2.0m)2= 80/4= 20.0で、こんなところ。
なので、
・体重は普通は100Kgとかでしょうね、きっと。
BMI=100Kg/ (2.0m)2=100/4= 25.0 位ですね。
なお、身長が二メートル近く、体重が100Kg以上のヨーロッパ人の知人は「朝と晩とで身長が数センチは違う― 重さで夜は身長が縮んでいる」と話していましたが…。
さて、当時の高齢母の身長は1.5m(以下…)、当時の体重は(多分…)40Kg(以下)として…
BMI= 40/ (1.5m)2= 40/ 2.25= 17.7 とかなり低いですね…。
○「BMIはあまり低くない方が良い」というお話の根拠はこのあたりだと思います。
なお高齢者などで体重が低下する原因は、「体細胞を増殖させる幹細胞」が高齢とともに機能が低下。内臓などはその細胞数が維持されず小さくなって機能不全になるためか…。
「肥満防止にサラダから食べましょう」は高齢者では間違いで、「肉やタンパク質から積極的に食べましょう」ですね! それでも80-90歳代で体重が減少するのは死期が近いのだと、この先の私は自覚したいと思いま~す(^_~;。
前日より感染は70人減:09/03土 道,5566人:一週前より800人減 ― 2022年09月03日 09:59
6千人以下が3日目です。昨日より170人減り、一週前より800人減です。このところ、少しずつですが減少モードが続いています。
道内の感染クラスター(医療機関、福祉・高齢者施設などのみの数値)は16件と再び二桁。医療機関で3件、高齢者施設を含む福祉施設が13件でした。死亡は11人と2桁です。
○道内8月 感染が最悪で19万3千人でしたー これまでの月間最多感染者数は今年の二月の8万人。その2.4倍という最多感染だったと分かりました。
同居していない身内も感染したし、知り合いからも感染した…という連絡がありました。全員、症状が軽いのが救いですが、オミクロン株BA.5の後遺症がどうなっていくのかは…これからのお話し。高齢の私は感染対策を続けます…。
○オミクロン株対策の新ワクチンは9月から高齢者から接種― 私はすでに4回目接種済みなので、次に接種するならば来年の一月…。なお、アメリカでは「アルファ株+オミクロン株BA.5」の2価ワクチンが接種できるよう進んでいますが、日本は少し前のBA.1対応の「アルファ株+オミクロン株BA.1」の2価ワクチンです。
BA.5とBA.1では、ウイルスの突起の形状が相当に違うため「BA.1用ワクチン」を接種しても「BA.5に罹らない…」割合はあまり高くないようです。それでも、ある程度は感染が防げる…という国の判断です。
なお、従来のワクチンを打つか、少し待って2価ワクチンを打つかですが、「どちらでも良いので早く接種する方が良い」というのが医療者側の見方です。
なお、地方都市のデータですが、「感染した人の6割はワクチン接種をしていない」とのこと。副反応の半分くらいは不安や思い込みによる心理的な「ノセボ効果…」だと判明しているので、基礎疾患などで接種できない方は除きますが、「打った方が良い…」のがここ2年以上の統計的な医療実績です。
* 北海道感染状況―
北海道新聞朝刊から (前日夕方のデータ)。 これまでの死亡者は2440人(+11)。
「感染者数―現在患者数―入院者数」を表示します。
道内の感染クラスター(医療機関、福祉・高齢者施設などのみの数値)は16件と再び二桁。医療機関で3件、高齢者施設を含む福祉施設が13件でした。死亡は11人と2桁です。
○道内8月 感染が最悪で19万3千人でしたー これまでの月間最多感染者数は今年の二月の8万人。その2.4倍という最多感染だったと分かりました。
同居していない身内も感染したし、知り合いからも感染した…という連絡がありました。全員、症状が軽いのが救いですが、オミクロン株BA.5の後遺症がどうなっていくのかは…これからのお話し。高齢の私は感染対策を続けます…。
○オミクロン株対策の新ワクチンは9月から高齢者から接種― 私はすでに4回目接種済みなので、次に接種するならば来年の一月…。なお、アメリカでは「アルファ株+オミクロン株BA.5」の2価ワクチンが接種できるよう進んでいますが、日本は少し前のBA.1対応の「アルファ株+オミクロン株BA.1」の2価ワクチンです。
BA.5とBA.1では、ウイルスの突起の形状が相当に違うため「BA.1用ワクチン」を接種しても「BA.5に罹らない…」割合はあまり高くないようです。それでも、ある程度は感染が防げる…という国の判断です。
なお、従来のワクチンを打つか、少し待って2価ワクチンを打つかですが、「どちらでも良いので早く接種する方が良い」というのが医療者側の見方です。
なお、地方都市のデータですが、「感染した人の6割はワクチン接種をしていない」とのこと。副反応の半分くらいは不安や思い込みによる心理的な「ノセボ効果…」だと判明しているので、基礎疾患などで接種できない方は除きますが、「打った方が良い…」のがここ2年以上の統計的な医療実績です。
* 北海道感染状況―
北海道新聞朝刊から (前日夕方のデータ)。 これまでの死亡者は2440人(+11)。
「感染者数―現在患者数―入院者数」を表示します。
月日 感染者数 現在患者数 入院者数 --------------- 08/28日 5735 59151 941 08/29月 5160 57006 906 08/30火 3666 54539 899 08/31水 3886 50408 907 09/01木 5969 50588 901 09/02金 5637 49417 875 09/03土 5566 49548 875 |
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昨日より500人減:03/22火 道。感染1009人:重点措置は効果がなかった?! ― 2022年03月22日 15:55
北海道の感染者は千人台で、昨日より500人減少。先週の同じ曜日から90人減少。全体的な減少傾向はありがたいですね。
新規クラスターは2ヶ月半ぶりにゼロでした!
なお、新型コロナウイルス感染による道内の死者はピッタリ「1900人」となっています。
○まん延防止措置 効果があったのは昨春のみ!
「蔓延防止措置」での飲食店の時短などの対策で、実際に効果があったのは「昨年の4月から5月」だけだった―という、衝撃的な分析が発表されました。…時短やらで対策に追われた飲食店の方達は激怒するか、涙目になるしかない…。
大阪大学 北村特任准教授によると、重点措置を実施した自治体は、実施していない自治体とを比較すると、2021年の4月から5月について「人口あたりの重症者数は1割から2割減少した」。「しかし、それ以外の時期での蔓延防止措置の有無による明らかな効果は確認されなかった」。 分析者「この分析結果のみから判断することは難しいが、今後また重点措置のような対策が必要になった場合、ゼロペースで効果的な措置を考え直す必要もあるのではないか―。 穏やかな言い方になっていますが、「統計学的には意味のある効果が確認できなかった」ということ。
* 北海道感染状況―
北海道新聞朝刊から (数値は前日夕方のデータ)。これまでの死亡者は1900人(+2)。
「感染者数―現在患者数―入院者数」を表示します。
新規クラスターは2ヶ月半ぶりにゼロでした!
なお、新型コロナウイルス感染による道内の死者はピッタリ「1900人」となっています。
○まん延防止措置 効果があったのは昨春のみ!
「蔓延防止措置」での飲食店の時短などの対策で、実際に効果があったのは「昨年の4月から5月」だけだった―という、衝撃的な分析が発表されました。…時短やらで対策に追われた飲食店の方達は激怒するか、涙目になるしかない…。
大阪大学 北村特任准教授によると、重点措置を実施した自治体は、実施していない自治体とを比較すると、2021年の4月から5月について「人口あたりの重症者数は1割から2割減少した」。「しかし、それ以外の時期での蔓延防止措置の有無による明らかな効果は確認されなかった」。 分析者「この分析結果のみから判断することは難しいが、今後また重点措置のような対策が必要になった場合、ゼロペースで効果的な措置を考え直す必要もあるのではないか―。 穏やかな言い方になっていますが、「統計学的には意味のある効果が確認できなかった」ということ。
* 北海道感染状況―
北海道新聞朝刊から (数値は前日夕方のデータ)。これまでの死亡者は1900人(+2)。
「感染者数―現在患者数―入院者数」を表示します。
月日 感染者数 現在患者数 入院者数 --------------- 03/20日 1586 16449 476 03/21月 1519 16298 456 03/22火 1009 15794 430 |
*図は一週間毎に更新しますー ![]() |
こんなに感染が減った理由ですう:10/09土 道。感染+21人。行動分析的… ― 2021年10月09日 08:38
日曜 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜
47人(6/27)、 28人(6/28)、 27人(6/29)、 23人(6/30)、 38人↑(7/01)、 39人(7/02)、 26人↓●(7/3)、
30人(7/4)、 39人(7/05)、 29人(7/06)、 34人(7/07)、 67人!(7/08)、 62人!(7/09)、 50人!●(7/10)、
64人!(7/11)、 56人(7/12)、 47人(7/13)、 60人(7/14)、 75人↑(7/15)、 85人↑(7/16)、 73人●(7/17)、
111人!(7/18)、 107人(7/19)、 73人(7/20)、 104人(7/21)、 118人↑(7/22)、 140人↑(7/23)、 79人↓●(7/24)、
118人↑(7/25)、 113人(7/26)、 137人↑(7/27)、 138人(7/28)、 227人!(7/29)、 260人!(7/30)、 250人!●(7/31)、
284人!(8/01)、 267人!(8/02)、 216人!(8/03)、 211人!(8/04)、 366人!(8/05)、 342人!(8/06)、 283人!●(8/07)、
347人!(8/08)、 308人(8/09)、 310人(8/10)、 347人↑(8/11)、 351人(8/12)、 480人!(8/13)、 454人!●(8/14)、
479人!(8/15)、 366人(8/16)、 357人(8/17)、 410人(8/18)、 595人!(8/19)、 575人!(8/20)、 523人●(8/21)、
579人!(8/22)、 529人(8/23)、 420人(8/24)、 426人(8/25)、 568人!(8/26)、 504人(8/27)、 382人●(8/28)、
457人(8/29)、 359人(8/17)、 266人↓(8/31)、 305人(9/01)、 351人(9/02)、 314人(9/03)、 251人●(9/04)、
224人(9/05)、 218人(9/06)、 138人↓(9/07)、 137人(9/08)、 180人(9/09)、 144人(9/10)、 117人●(9/11)、
156人(9/12)、 116人(9/13)、 55人!(9/14)、 95人(9/15)、 110人(9/16)、 94人(9/17)、 84人●(9/18)、
77人(9/19)、 75人(9/20)、 50人(9/21)、 36人(9/22)、 57人(9/23)、 76人(9/24)、 63人●(9/25)、
63人(9/26)、 54人(9/27)、 19人!(9/28)、 26人(9/29)、 45人(9/30)、 26人(10/01)、 32人●(10/02)、
25人(10/03)、 9人!(10/04)、 5人!(10/05)、 20人(10/06)、 16人(10/07)、 14人(10/08)、
― 新規感染者数。(掲載日の前日の数値)
北海道の感染者は21人でした。新規クラスターは一件で、旭川のフィットネスクラブの利用者(6人)でした。
○こんなに感染が減った理由ですう―○
専門家も皆様、首をひねって「感染者数がどうしてこんなに急激に減ったか分かりまっしぇん」状態です。もちろん、二回のワクチン接種者がどんどん増えていることが一番効いていることは確かですが、それにしても「どうしてこんなに急減しているのか」について、専門家は間違ったらエラいことになるので滅多なことは言えない―。そういう状況であるならば、私が理由を説明してあげましょう! (…あんた、誰?)
結論ー世の中には二通りの人たちがいるのです―
「感染傾性のある人たち」そして「感染傾性のない人達」です。
感染傾性とは「人として感染の可能性の高い傾向」のこととして―
A群)専門家などの話には耳を貸さず、「オレは大丈夫だ」と根拠無く のたまう、自己主張性が高めの人たち=「強気群」、
B群)何事もさっぱり耳に入らず、したがってフツーに罹患する行為を気がつかずにしている人たち=「無関係群」、
C群)ウイルス感染を恐れていろいろ対策しているにもかかわらず、ふとした不注意や気持ちの揺れによって、たまたまマスクをはずしていて、飲んだり、大勢で過ごしたりしてしまう人たち=「ゆらゆら群」
※何らかの不運な状況でたまたま罹患する人たちは偶発的な事例なのでここでの検討には含めません。
第5波が襲ってきて、医療を受けられない自宅療養者・自宅待機者という気の毒な人たちが東京では2-3万人ににもなりましたね。そうすると、「普通の人たち」はきちんとマスクをして、三密を避けて、出かけて買い物をする回数も場所も気をつける、もちろん、マスクをはずしてガハハと酒の席で笑談するなどは決してしなくなります。感染しても医療も受けられない、家族もかかったりなど、エラいことになると分かっているからです。しかし―
「A:強気群」は、地震になろうが稲妻が走ろうが「大丈夫!」なので、あっさりウイルスに罹患してしまう傾性の人たち。
「B:無関係群」は、ウイルスには何の関心も関係もないように過ごしているのですが、ウイルスに普通に関係して来られて罹患してしまう傾性の人たち。
「C:ゆらゆら群」は、フラフラと物事や状況に引き込まれて、アレ・マーという間もなく罹患してしまう傾性の人たち。
そういう三つのグループがいることを想定して、ここからが「感染者激減の理由」となります―
上に示した三つのグループの人たちは、昨年から1年半続いたコロナ禍、そして急激な第5波の最中を経て、だいたい罹ってしまった。つまり、罹りやすい傾向にある人たちがあらかた罹患してしまったので、もう「コロナウイルスに罹る人たちはほとんど居なくなった」し、すでに罹患してしまったので「死亡・重症化」しなかった人たちは、抗体を有していて、強気で居ようが、無関心で居ようが、ユラユラしようが、感染の可能性が低くなってしまったのです。
つまり、コロナウイルスがつけ込めるような人たちが極めて少なくなってしまっているのです。そして「普通のひとたち」はきっちりマスクをしてリスクのある行動をそれなりに避けて生活し続けるので、たまたまの不運が重なって偶発的に罹患する例しか出てこないことになります―。ということで、北海道では、1日に20数名程度にまで減小している、という解釈です。
人の行動パターン(酒飲み大声談笑とか、マスク忌避とか…)によって、罹患確率が異なるのにも関わらず、医療側の免疫とかの見方しか取り込めず、「感染傾性」に基づく人間の傾向分析・心理分析を一切しないできたせいですねっ!
ふと、ガクモンをバカにするのもいい加減にしたまえ― 前の総理君ほか― と言いたくなりました。
※補足― 接待付き飲食店 (高級店からそうでないところまで) では、マスクするわけにも行かず、気に入らない客でもソバに寄り添うなどの三密体制が基本なので、業態的に感染リスクの高いところでの感染事例は労災の筈ですが…。
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47人(6/27)、 28人(6/28)、 27人(6/29)、 23人(6/30)、 38人↑(7/01)、 39人(7/02)、 26人↓●(7/3)、
30人(7/4)、 39人(7/05)、 29人(7/06)、 34人(7/07)、 67人!(7/08)、 62人!(7/09)、 50人!●(7/10)、
64人!(7/11)、 56人(7/12)、 47人(7/13)、 60人(7/14)、 75人↑(7/15)、 85人↑(7/16)、 73人●(7/17)、
111人!(7/18)、 107人(7/19)、 73人(7/20)、 104人(7/21)、 118人↑(7/22)、 140人↑(7/23)、 79人↓●(7/24)、
118人↑(7/25)、 113人(7/26)、 137人↑(7/27)、 138人(7/28)、 227人!(7/29)、 260人!(7/30)、 250人!●(7/31)、
284人!(8/01)、 267人!(8/02)、 216人!(8/03)、 211人!(8/04)、 366人!(8/05)、 342人!(8/06)、 283人!●(8/07)、
347人!(8/08)、 308人(8/09)、 310人(8/10)、 347人↑(8/11)、 351人(8/12)、 480人!(8/13)、 454人!●(8/14)、
479人!(8/15)、 366人(8/16)、 357人(8/17)、 410人(8/18)、 595人!(8/19)、 575人!(8/20)、 523人●(8/21)、
579人!(8/22)、 529人(8/23)、 420人(8/24)、 426人(8/25)、 568人!(8/26)、 504人(8/27)、 382人●(8/28)、
457人(8/29)、 359人(8/17)、 266人↓(8/31)、 305人(9/01)、 351人(9/02)、 314人(9/03)、 251人●(9/04)、
224人(9/05)、 218人(9/06)、 138人↓(9/07)、 137人(9/08)、 180人(9/09)、 144人(9/10)、 117人●(9/11)、
156人(9/12)、 116人(9/13)、 55人!(9/14)、 95人(9/15)、 110人(9/16)、 94人(9/17)、 84人●(9/18)、
77人(9/19)、 75人(9/20)、 50人(9/21)、 36人(9/22)、 57人(9/23)、 76人(9/24)、 63人●(9/25)、
63人(9/26)、 54人(9/27)、 19人!(9/28)、 26人(9/29)、 45人(9/30)、 26人(10/01)、 32人●(10/02)、
25人(10/03)、 9人!(10/04)、 5人!(10/05)、 20人(10/06)、 16人(10/07)、 14人(10/08)、
― 新規感染者数。(掲載日の前日の数値)
北海道の感染者は21人でした。新規クラスターは一件で、旭川のフィットネスクラブの利用者(6人)でした。
○こんなに感染が減った理由ですう―○
専門家も皆様、首をひねって「感染者数がどうしてこんなに急激に減ったか分かりまっしぇん」状態です。もちろん、二回のワクチン接種者がどんどん増えていることが一番効いていることは確かですが、それにしても「どうしてこんなに急減しているのか」について、専門家は間違ったらエラいことになるので滅多なことは言えない―。そういう状況であるならば、私が理由を説明してあげましょう! (…あんた、誰?)
結論ー世の中には二通りの人たちがいるのです―
「感染傾性のある人たち」そして「感染傾性のない人達」です。
感染傾性とは「人として感染の可能性の高い傾向」のこととして―
A群)専門家などの話には耳を貸さず、「オレは大丈夫だ」と根拠無く のたまう、自己主張性が高めの人たち=「強気群」、
B群)何事もさっぱり耳に入らず、したがってフツーに罹患する行為を気がつかずにしている人たち=「無関係群」、
C群)ウイルス感染を恐れていろいろ対策しているにもかかわらず、ふとした不注意や気持ちの揺れによって、たまたまマスクをはずしていて、飲んだり、大勢で過ごしたりしてしまう人たち=「ゆらゆら群」
※何らかの不運な状況でたまたま罹患する人たちは偶発的な事例なのでここでの検討には含めません。
第5波が襲ってきて、医療を受けられない自宅療養者・自宅待機者という気の毒な人たちが東京では2-3万人ににもなりましたね。そうすると、「普通の人たち」はきちんとマスクをして、三密を避けて、出かけて買い物をする回数も場所も気をつける、もちろん、マスクをはずしてガハハと酒の席で笑談するなどは決してしなくなります。感染しても医療も受けられない、家族もかかったりなど、エラいことになると分かっているからです。しかし―
「A:強気群」は、地震になろうが稲妻が走ろうが「大丈夫!」なので、あっさりウイルスに罹患してしまう傾性の人たち。
「B:無関係群」は、ウイルスには何の関心も関係もないように過ごしているのですが、ウイルスに普通に関係して来られて罹患してしまう傾性の人たち。
「C:ゆらゆら群」は、フラフラと物事や状況に引き込まれて、アレ・マーという間もなく罹患してしまう傾性の人たち。
そういう三つのグループがいることを想定して、ここからが「感染者激減の理由」となります―
上に示した三つのグループの人たちは、昨年から1年半続いたコロナ禍、そして急激な第5波の最中を経て、だいたい罹ってしまった。つまり、罹りやすい傾向にある人たちがあらかた罹患してしまったので、もう「コロナウイルスに罹る人たちはほとんど居なくなった」し、すでに罹患してしまったので「死亡・重症化」しなかった人たちは、抗体を有していて、強気で居ようが、無関心で居ようが、ユラユラしようが、感染の可能性が低くなってしまったのです。
つまり、コロナウイルスがつけ込めるような人たちが極めて少なくなってしまっているのです。そして「普通のひとたち」はきっちりマスクをしてリスクのある行動をそれなりに避けて生活し続けるので、たまたまの不運が重なって偶発的に罹患する例しか出てこないことになります―。ということで、北海道では、1日に20数名程度にまで減小している、という解釈です。
人の行動パターン(酒飲み大声談笑とか、マスク忌避とか…)によって、罹患確率が異なるのにも関わらず、医療側の免疫とかの見方しか取り込めず、「感染傾性」に基づく人間の傾向分析・心理分析を一切しないできたせいですねっ!
ふと、ガクモンをバカにするのもいい加減にしたまえ― 前の総理君ほか― と言いたくなりました。
※補足― 接待付き飲食店 (高級店からそうでないところまで) では、マスクするわけにも行かず、気に入らない客でもソバに寄り添うなどの三密体制が基本なので、業態的に感染リスクの高いところでの感染事例は労災の筈ですが…。
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10/02土 感染60270,退院療養解除58394,療養入院中1876(入院者163) 10/03日 感染60295,退院療養解除58483,療養入院中1812(入院者145) (感染図) 10/04月 感染60304,退院療養解除58483,療養入院中1821(入院者136) 10/05火 感染60309,退院療養解除58519,療養入院中1790(入院者125) 10/06水 感染60329,退院療養解除58588,療養入院中1741(入院者117) 10/07木 感染60345,退院療養解除58619,療養入院中1726(入院者106) 10/08金 感染60359,退院療養解除58658,療養入院中1701(入院者107) 10/09土 感染60380,退院療養解除58698,療養入院中1682(入院者85) * 北海道感染状況― 注意:北海道新聞朝刊に掲載された「前日のデータ」。これまでの死亡者1469(+0)人。 *2021/10/9:道新記事から「感染者数」「入院者数」「死者数」をこれまで通り用いますが、「退院療養解除」の数値はデータベース「道内の最新感染動向|北海道」に表示される「治療終了者数」を1日遅れで追記します。道新にこの数字が載らなくなったためです。 *2021/8/28から、新聞記事の表示データが変更され「退院療養解除」人数の表記がなくなりました。これまでの図の数値の内容を継続するため、次のようにします― 「退院療養解除」人数は「道内の最新感染動向」サイトの数値を用います。また「入院者数」は道新情報を用います。(2021/8/30) *日付の後の「無」は休刊日などでデータがない日です。 |
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アビガンは…承認されない方向です。単盲検 vs 二重盲検法 ― 2020年12月20日 23:24
アビガンは催奇性があることで、新型コロナウイルスの治療薬としての承認がズーッと遅れていました。しかし、結局は、「患者が使用を受け入れる」という観察研究という枠組み以上には、治療薬としては使えない方向のようです。
※重症でない患者156名にアビガンを投与して、PCR検査で陰性になるまでの日数が、投与された群では2.8日早かった、という結果。
本来は「医師と患者が共に、本物の薬か偽薬(プラセボ)かを知ることなく治療に用いる(ダブル・ブラインド)」という二重盲検法(double blind analysis)という研究手続きをとる必要があったのです。しかし、アビガンの観察研究では、「医師は知っているが、患者は投与されるのが本物の薬か偽薬かは知らない」という単盲検査(single blind test)だったようです。つまり、使用する医師は「これは実は偽薬なのでね、効かないのだけれども。観察研究の被験者として、この人には偽薬を投与することになってゴメンね」という状況が、患者側に悟られたり疑われたりする可能性が否定できないので、「薬の投与による暗示効果が偽薬と本物の薬とで同じだったとは言えない」ためでした。
ようするに、「(…これは本物のアビガンだから聞くはずだ)」という自信に満ちた医師から投与されたときと、「(…偽薬だから効かないだろうなあ…)」と自信のない医師からの投与では「薬の効果が違うから」、研究の土台が整っていなかった、ということです。実は、新しい薬を作る創薬の専門家によると、「暗示効果を超えるほどの薬効のある新しい薬を作り出すのは極めて困難…」ということなのです。
前にも書きましたが、催眠と暗示の専門的な書籍『精神生物学(サイコバイオロジー): 心身のコミュニケーションと治癒の新理論』(1999)が、人の免疫にも、本人の無意識の思い(暗示…という言葉で表すことにします)が大きく影響することを明らかにしています。
※ 5/23のブログ:この本の紹介があります
薬効については、例えば、「鎮痛剤の効果の55%は暗示効果」であることが紹介されています。これは、ただの偽薬でも、「良く効く痛み止めだ」と思って服用すれば、痛みの半分は軽減できるということです。
*もしくは、被験者の半分には効いたということだったか…。すぐに確認できずスミマセン。
そうした研究結果が出ているため、「投与する医師側も、服用する患者側も、その錠剤が偽薬であるかどうかは知らない状態」で「本物の薬、あるいは偽薬」のどちらかを投与する―という「二重盲検法」の方法をとらないといけないわけです。もちろん、医師側に薬を渡す管理者のレベルではそれが本物か偽薬かのリストはあるのです。それで、偽薬を服用した人と、本物の薬を服用した人とで、どれくらいの効果があったかを対比するわけです。そうして、統計的に有意に(1%あるい5%の間違いの可能性を許容して)、「本物の薬の方に一定の効果があった」と結論付けるわけですね。*現在は有意性検定だけではなく、検定力分析を用いて効果量を把握するのが必須ですけれども。
北海道新聞の数日前の記事(12/16付け)に、「偽薬効果(プラセボ効果)」とは逆側の効果である「副作用についての偽薬効果」すなわち「ノセボ効果(nocebo effect)」が紹介されていて驚きました。
「…脂質異常症の治療薬スタチンには筋肉の痛みや倦怠感と行った強い副作用があり、そのため中断する人が多いこと。しかし、研究の結果、その副作用の90%は偽薬を投与しても発生した」(イギリス; 2016~2018年、被検者37~79歳の60名)のです。つまり、何にも効かない偽薬をスタチンという薬だとして服用すると、本物の薬を服用したときの副作用の90%(記事には数値の正確な説明はなし)が起きた…というのです。「ノセボ効果」について実に分かりやすい、凄い研究結果でした。
「気のせい…の力」についてきちんと勉強する際、上記1999年の本が大変に参考になりました。暗示の効果などを長年、研究してきたので紹介しましたが、このブログと出版社とは残念ながら何の関係もありまっせん。
※重症でない患者156名にアビガンを投与して、PCR検査で陰性になるまでの日数が、投与された群では2.8日早かった、という結果。
本来は「医師と患者が共に、本物の薬か偽薬(プラセボ)かを知ることなく治療に用いる(ダブル・ブラインド)」という二重盲検法(double blind analysis)という研究手続きをとる必要があったのです。しかし、アビガンの観察研究では、「医師は知っているが、患者は投与されるのが本物の薬か偽薬かは知らない」という単盲検査(single blind test)だったようです。つまり、使用する医師は「これは実は偽薬なのでね、効かないのだけれども。観察研究の被験者として、この人には偽薬を投与することになってゴメンね」という状況が、患者側に悟られたり疑われたりする可能性が否定できないので、「薬の投与による暗示効果が偽薬と本物の薬とで同じだったとは言えない」ためでした。
ようするに、「(…これは本物のアビガンだから聞くはずだ)」という自信に満ちた医師から投与されたときと、「(…偽薬だから効かないだろうなあ…)」と自信のない医師からの投与では「薬の効果が違うから」、研究の土台が整っていなかった、ということです。実は、新しい薬を作る創薬の専門家によると、「暗示効果を超えるほどの薬効のある新しい薬を作り出すのは極めて困難…」ということなのです。
前にも書きましたが、催眠と暗示の専門的な書籍『精神生物学(サイコバイオロジー): 心身のコミュニケーションと治癒の新理論』(1999)が、人の免疫にも、本人の無意識の思い(暗示…という言葉で表すことにします)が大きく影響することを明らかにしています。
※ 5/23のブログ:この本の紹介があります
薬効については、例えば、「鎮痛剤の効果の55%は暗示効果」であることが紹介されています。これは、ただの偽薬でも、「良く効く痛み止めだ」と思って服用すれば、痛みの半分は軽減できるということです。
*もしくは、被験者の半分には効いたということだったか…。すぐに確認できずスミマセン。
そうした研究結果が出ているため、「投与する医師側も、服用する患者側も、その錠剤が偽薬であるかどうかは知らない状態」で「本物の薬、あるいは偽薬」のどちらかを投与する―という「二重盲検法」の方法をとらないといけないわけです。もちろん、医師側に薬を渡す管理者のレベルではそれが本物か偽薬かのリストはあるのです。それで、偽薬を服用した人と、本物の薬を服用した人とで、どれくらいの効果があったかを対比するわけです。そうして、統計的に有意に(1%あるい5%の間違いの可能性を許容して)、「本物の薬の方に一定の効果があった」と結論付けるわけですね。*現在は有意性検定だけではなく、検定力分析を用いて効果量を把握するのが必須ですけれども。
北海道新聞の数日前の記事(12/16付け)に、「偽薬効果(プラセボ効果)」とは逆側の効果である「副作用についての偽薬効果」すなわち「ノセボ効果(nocebo effect)」が紹介されていて驚きました。
「…脂質異常症の治療薬スタチンには筋肉の痛みや倦怠感と行った強い副作用があり、そのため中断する人が多いこと。しかし、研究の結果、その副作用の90%は偽薬を投与しても発生した」(イギリス; 2016~2018年、被検者37~79歳の60名)のです。つまり、何にも効かない偽薬をスタチンという薬だとして服用すると、本物の薬を服用したときの副作用の90%(記事には数値の正確な説明はなし)が起きた…というのです。「ノセボ効果」について実に分かりやすい、凄い研究結果でした。
「気のせい…の力」についてきちんと勉強する際、上記1999年の本が大変に参考になりました。暗示の効果などを長年、研究してきたので紹介しましたが、このブログと出版社とは残念ながら何の関係もありまっせん。
9/24木 北海道 感染+11,治療中204。昨日のブログには計算上のエラーが… ― 2020年09月25日 17:27
9/18金 感染1905人,退院1723人,治療中182名! 9/19土 感染1922人,退院1731人,治療中191名! 9/20日 感染1938人,退院1734人,治療中204名!! (図) 9/21月 感染1953人,退院1738人,治療中215名!!! (拡大図) 9/22火 感染1962人,退院1746人,治療中216名 9/23水 感染1974人,退院1762人,治療中212名 9/24木 感染1985人,退院1781人,治療中204名 * 北海道感染状況―翌日の新聞による。 これまでの死亡者107人 (北海道新聞朝刊から) *赤色は連休。 |
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昨日、PCR検査の偽陰性に関わる数値を書きました。PCR検査について「検査の感受性は 0.70」「検査の特異性 0.99」(仮に)として、前にも紹介しましたが、「尤度比」が計算できます→「オッズ計算器」。
さて、昨日のブログに書いた数値は、実は暗黙のうちに「1000人が全員陽性だったとして…」という仮定がおかれていますが、気がつきましたか!?
それで「ビックリ!」するような数字となっています。実際は、ここに人口全体の「有病率」、あるいは日本の空港に到着する海外からの来訪者の「有病率」をいれる必要があります。
来訪者1000人中10人が罹患して空港に着いたということにすると、有病率は「1% 」(0.01)となります。すると、偽陰性の人は「三名」です!
*実際の有病率は国毎に違いますが、おおむね、10000人に数名程度のようです。一般にこうした計算の際に、「有病率」に類した基本情報が見落とされる傾向があることが知られています(Tversky and Kahneman)。説明が足りずゴメンナサイ。
○ PCR検査の「偽陰性」、つまり「判定が陰性なのに実際は罹患している人」は約30%存在する―。これはPCR検査で罹患者を陽性と判断できる確率が70%程度と低いためです。「自国で陰性、日本に着いて陰性」と二回とも陰性となる罹患者は、0.3x0.3=0.09つまり9%は陽性者で、それが国内に入ってきます。1000人の9%とは90人なので、
↑これにはエラーがあるので、要注意!
以下はオッズ計算結果です(こちらの数字は大丈夫)。
