9/24木 北海道 感染+11,治療中204。昨日のブログには計算上のエラーが…2020年09月25日 17:27

9/18金 感染1905人,退院1723人,治療中182名!
9/19土 感染1922人,退院1731人,治療中191名!
9/20日 感染1938人,退院1734人,治療中204名!! (図)
9/21月 感染1953人,退院1738人,治療中215名!!! (拡大図) 
9/22火 感染1962人,退院1746人,治療中216名
9/23水 感染1974人,退院1762人,治療中212名
9/24木 感染1985人,退院1781人,治療中204名
* 北海道感染状況―翌日の新聞による。
これまでの死亡者107人 (北海道新聞朝刊から) *赤色は連休。
新規感染者が17人,17人,16人,15人、9人、12人、11人という推移で、大きな変化はありません。今は、4連休後となる来週の数字を静かに待っている感じです。
昨日、PCR検査の偽陰性に関わる数値を書きました。PCR検査について「検査の感受性は 0.70」「検査の特異性 0.99」(仮に)として、前にも紹介しましたが、「尤度比」が計算できます→「オッズ計算器」

さて、昨日のブログに書いた数値は、実は暗黙のうちに「1000人が全員陽性だったとして…」という仮定がおかれていますが、気がつきましたか!?
それで「ビックリ!」するような数字となっています。実際は、ここに人口全体の「有病率」、あるいは日本の空港に到着する海外からの来訪者の「有病率」をいれる必要があります。
来訪者1000人中10人が罹患して空港に着いたということにすると、有病率は「1% 」(0.01)となります。すると、偽陰性の人は「三名」です!
*実際の有病率は国毎に違いますが、おおむね、10000人に数名程度のようです。一般にこうした計算の際に、「有病率」に類した基本情報が見落とされる傾向があることが知られています(Tversky and Kahneman)。説明が足りずゴメンナサイ。

○ PCR検査の「偽陰性」、つまり「判定が陰性なのに実際は罹患している人」は約30%存在する―。これはPCR検査で罹患者を陽性と判断できる確率が70%程度と低いためです。「自国で陰性、日本に着いて陰性」と二回とも陰性となる罹患者は、0.3x0.3=0.09つまり9%は陽性者で、それが国内に入ってきます。1000人の9%とは90人なので、毎日90名程の陽性者が国内に入ってくる計算です。
↑これにはエラーがあるので、要注意!


以下はオッズ計算結果です(こちらの数字は大丈夫)。

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