7/31金 感染+15!治療中185、北海道はじわり増加。東京は463人と爆増中2020年08月01日 11:39

7/26日 感染1373人,退院1178人,治療中195名 (図)
7/27月 感染1377人,退院1183人,治療中194名
7/28火 感染1380人,退院1195人,治療中185名
7/29水 感染1385人,退院1196人,治療中189名
7/30木 感染1394人,退院1218人,治療中176名
7/31金 感染1409人,退院1224人,治療中185名
* 北海道の感染状況。
これまでの死亡者103人 (北海道新聞朝刊から)
北海道は急に15名もの感染者で、88%が30代以下の若者です。これが第三波のスタートのような感じです。これは昨日のデータですが、今日・土曜日は朝から好天で道路がずいぶん混んでいます。行楽目的の車が増えているように感じます。
 東京は463人の感染者、初めての400人台で最大の人数になりました。大阪も200人以上、沖縄や岐阜県は独自の緊急事態宣言、非常事態宣言を出しています。
 重症者すなわち高齢者ですが、その人数と死者が一定程度になるまでGoToのままが政府の方針です。しかし、増えてから規制しても元に戻るまでに数週間もかかることは第一波のときに計算済みです。このまま増え続けてから「規制…」を出すと、経済は元に戻れないくらいまで打撃を受ける…。したがって、「規制されても従わない」と言う店舗などが増えています。
 移動や営業・経営上に必要な人は「いつでもどこでも何度でもPCR検査」という体制を作らない限りどうにもならないことは3月から分かっていることですが、いつまでも無策を繰り返す政府です…。あっ、追加発注のアベノアホノヌノナマスク8000万枚、介護施設や保育所などからも「要らないです…」と袖にされて、仕方なく「備蓄」することになりました。ふーん。

「施設に居る高齢母の黒バナナ」 続きですー。2020年08月01日 12:10

長年オランダに住む知人(男性)から、私の高齢の母の黒バナナについて反応がありました―。ありがとさんです!
黒いバナナ・・・うちの母も同じような事がありました。
もう賞味期限どころではなく、いつの何かわからないカビの塊とか・・当時はまだしかっりしていてそれでしたから。
所長に言われてヘルパーさん頼んで掃除してもらいました。

今は介護付きなので、冷蔵庫もお金もないので給食以外何も食べるものはありません。本人は少し寂しいと思いますけど。
母の施設は富山の田舎感覚がかなり鋭くて、電話でこの夏の状況を尋ねていたら、
「息子さん、戻られるときは(到着空港の)東京で2週間、その後富山に来て2週間、
計4週間隔離してから、もし面会ができる状況であれば、5分くらいの面会が可能になります!! 今は絶対無理ですからね!!!」 と。

この施設は今でもまだ面会謝絶で富山県内でも意見が分かれているような様子です。お盆も年内も今年は完全無理。来年の夏ごろに会えるかどうか?

それまで母が持ちこたえられたらの話です。なんだかむなしいです。
まだ会えるだけ幸せかなと思いながらブログを読んでいます。

…すごい差別待遇ですね。ウィルス感染扱い…。さらに面会時間が5分間というのはあまりにも短いです。それにしても、これまで読んだ新聞記事などからは、介護施設などの感染クラスターの多くは長い時間施設にいる「職員・出入り業者」からとなっていて、家族のようにたまに来て短時間で帰る状況からの感染はかなり少なかったはずです。(もちろん、それも大きなリスクですけれど)
いずれにしても、母の認知失調がまだひどくない内に会えているのは、有り難いことだと、いただいたコメントからあらためて思いました。

「コロナ禍」オランダ事情、ならびに欧州版も凄いですね。2020年08月01日 23:23

オランダ在住の知人から、コロナ禍の中での状況についてメールがありました。お国柄やら何やらが丸出しになり、何だか凄いですー。
※確認を得て転載。こちらの事情で数ヶ所ほど改訂。
…。
さて日本のコロナ政策はかなり「すっ飛んでいる」と思いますが、オランダも負けていません。

先ずこの一週間は「マスクを公共で義務化したいのだけど、できない政府」でもちきりです。

とにかくオランダ人は何かと反対するのが好きな性格が多く、「コロナ対策ぜーんぶ反対」と旗揚げした群衆がどんどん大きくなり力をつけてきています。
「感染学を学んで中退した男性ダンサー」が首謀となり 「アンチコロナ対策・ウイルス・クレイジー」なるグループを結成。

今まで抑制されて不満爆発だった群衆を巻き込み、みるみる大きな組織に。かなりの支持を得て弁護士や有力者もついて
  「コロナ対策は民主主義ではない」なるスローガンを発し 「距離を保つ反対、マスク反対、集団で歌う、踊る、ハグ、キス普通にしよう」など、
ほぼ無茶と思えることを平気で言ってます。イデオロギーのすり替え??と思うのだけど、かなりまともらしい主張に見る人が多い。

支持層も若者だけでなくイイ年の高齢者もいたりして、「さすがオランダ味」を出してます。

これには政府も真剣になりつつあり、*政府のマスク義務が*オランダの基本法に抵触する可能性があるらしく、裁判に持ち込まれるとヤバい事がわかりトーンを柔軟化。
*これはオランダが非常宣言を出していない事に起因するらしい。非常宣言が出ていればマスクの義務化は問題ないはずなのに。*

*なぜならマスクを衣類の一部と主張され、衣類の選択着用は個人の自由であり義務にはできないという流れらしい。(イスラムのスカーフみたいな)
おかげで公共マスク着用義務にしているベルギー、ドイツからにらまれる結果に。

ベルギーに至っては、今週アントワープ市で夜間外出禁止令が出ていて、「オランダ人来ないでね」と言ったり。負けじとオランダも「アントワープに行くな」と。

アムス (テルダム)の目貫通りはすごい混雑にも関わらず「マスクは義務じゃなくてアドバイス的につけましょう」方針が浸透してるので、
マスクなんか習慣にない欧州人観光客は早速「外しちゃえ」と。もちろん大半のオランダ人も。

TVニュースでドイツ人とベルギー人にインタビュー「楽でいいね。国境越えたらまた着けるけど」と言っていた若者が印象的でした。

これには医療関係者は猛反発・・・ 確かにしてたのですが、今日のニュースでオランダの心理、精神学会は反コロナ対策に同調した意見を持ち
「ハグ、キスは必要だ!」なる声明を出し医療関係者との対立という事でした。

個人主義の最たる結果で、個人の主張を貫かないと生きていけない社会構造の最も際立った国だと思います。国際的モラルとかマナーなんて通じない。

いや、逆手にとって、これがウチラのモラルです。みたいな。
「ばっかじゃないの」(註1)と言いたいです。

 註1)  知人はいろいろと海外を経巡った偉丈夫の紳士です。しかし、ブログに悪口を書く楽しみを知った執筆者の私から、何と海外へと悪影響が及んでしまいました。大変に申し訳ありません。(T.K.)

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補足すべきところがあったので追記します。

オランダは民主国家なのでこのブログ(「寺子屋心理学」)が理由で、もしオランダに来た時に逮捕・・なんて無いと思います。
この国は殺人しても投獄2-3か月とか、しかもホテル並みの一人部屋の監獄で携帯使用も認められていますから。(ばっかじゃないの?・・・・というブログのフレーズ好きです)
もし仮にオランダ入国時に逮捕されても2-3か月で出れますし、かなり快適な投獄生活を体験できると思います。

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さてマスクの続編です。

家内の職場では3月から続いているテレワークを9月に終了し、職場復帰を予定。
その際の通達事項に 「マスク使用禁止」が盛り込まれていて、目が点。「着用義務じゃないの?」と尋ねる私。 「いや、着用禁止」と妻。

妻はマスクしたい派なので、「これは人権問題」とオランダ思考。ならば逆手にとってマスク使用禁止も基本法違反。これで戦えます。やれやれ。

もともとオランダ人は自由を拘束される事には大反対。そして不快なマスク着用もイヤ。なのでマスク反対なのと、
オランダ学者が頑固に「医学的にマスクはウイルス予防効果はない」と言い張っていること。なぜなのかは不明。オランダの医療文化?(ばっかじゃないの?)
何とオランダ病院では循環器科を訪れた知人が「看護師などマスクなしで作業してたよ」と言ってくる始末。病院でも部署によってマスクをコントロールできる事態があるのです。

多分隣のドイツではそんなことないだろうと思います。
ちなみに夏季休暇でにぎわう人気の観光地クロアチア。コロナ急増でオランダ政府は危険地域に指定。オランダ人に帰国を勧告。

保険会社が勧告後に危険地域に居残って問題がある場合、保険金は出しません宣言しているのでオランダ観光客はしぶしぶ帰国。
お隣ドイツは危険地域指定していないのでドイツ人は今でもどんどん入国・・という事態も起きてます。

コロナ禍 欧州版です。

 オランダの彼の地にある知人には、日本語で悪口を言える機会を提供してしまいました。罪深いことです…。申し訳ありません。
ちなみに最近の私は北海道弁で「はんかくさいんでないかい」と書いたりしています。一種の暗号ですね…(^_^;