シュレッダー瞑想の心理学実践2020年03月03日 14:06

職場の部屋の片付けを続けています。
大量の書類、それも聞き取りをした個人的な内容とか個人情報が満載の書類やら論文などです。職場の業務用シュレッダーまで運んできちんと処理するのです。
 台車に載せて運び込む…。先客がいてシュレッダーに書類を黙々と投入して作業しています。機械の周りには細かくなった紙の破片が散らかっています。仕方がないのでその場で少し待ちます。
 さて、待ち時間が終わりました。私も黙々とシュレッダーで裁断を続けます。70-80センチ四方のビニール袋が満杯になり、新しい袋に取り替えます。また、黙々と裁断します。また満杯になって袋を取り替えます。その際、紙片が少し飛び交って周囲に四散します。「イッパイニナリマシタ」というメッセージが出るので袋を入れ替えます。シュレッダーの横には裁断紙片で満杯になった大きなビニール袋が三つになりました。一定の動作を繰り返しているのですでに瞑想気分なのです。
 横にある自販機の飲み物を買いに来た職場の人が少し迷惑そうですが、瞑想中の私はあまり気になりません。部屋に置いてある古い強力掃除機を持って来て、シュレッダー瞑想から次は(森田療法的な)軽作業期に入ります―。外国製強力掃除機で、散らばった紙片をゴーンゴーン(少し不吉な音か…)と吸い込みます。この際なのでシュレッダーの機械の中に残っている紙片も一つ残らず吸い込みを達成して、ついに完璧な時間となりました。

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