北海道の潜在感染者数は940人…2020年03月02日 23:57

北海道大学の専門家の推計によると、中国などでの感染・発症のデータから、北海道にはおよそ940名の感染者がいること(その一部の人が発症したので発見されています-77名!)。
 また、発症までにかかる日数の計算から、感染はおおむね「雪まつり」の頃からと推測されるとのこと。まだ閉鎖されていなかった武漢を含めて、春節の休みの期間、中国各地から大勢の観光客が道内にやってきた時期と重なります。
 同じことが全国各地で起きていると想像されますが、北海道の感染者数が都道府県でトップになったのは、やはり冬のため、気密性が高く換気の良くない場所が多かったせいと思います。
 ということなので、少なくとも、感染者数トップの北海道の鈴木知事が緊急事態宣言をして、小中学校を休校にすること、この土日には外出しないこと…という一連の規制を示したのは正しいタイミングだったと思います。
 総理がその次の日に小中高の休校を宣言したのも、そうした状況に沿うものと推測されます。(それに伴う対応策については後手後手に回っていますが)
 ある病院では、小さな子どものいる看護師さん、薬剤師さん、受付の方などの二割とかが出勤できず、急遽、初診の外来受診を停止しています。それにしても行き所がなくなった子どもたちも親御さんも本当に大変で、がんばってほしいです。高齢ハイリスクの自分も感染しないように気をつけますー。

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