オランダ事情― 夜間外出禁止で暴動発生という状況2021年01月26日 09:34

オランダの知人から、コロナ感染拡大のため「夜間外出禁止」が出たため国内各地で暴動発生…というメールがありました。たまたまテレビのニュースで放送されていて状況が分かりました。投石されたりして、治安維持の警官や騎馬警官がほうほうのていで逃げ帰るなど、凄い状況でした。以下は、知人からのメール(一部を抜粋)です。

--------

オランダはようやく夜間外出禁止が明日から始まります。ドイツ、フランスはもうとっくにしているのですが。
それをしても若者を中心に違法パーティーなどが感染拡大になっている・・どこまで制御できるか?です。
ワクチン接種もすったもんだしながら動いてますが、北欧で高齢者の死亡例が続出するなど、頭の痛いニュースです。
オランダも政策がうまくいかず、内閣解散。この時期に。暫定政府で3月の選挙まで行きます。
まあここまで来ると何があってもおかしくない・・という開き直りに近いものがあります。

ロックダウンも2月半ばまで延長。仕事になりません。 家で日曜大工に精を出しています。

ーーー

夜間外出禁止 2日後ですが暴動、暴動、 各地で勃発です。 一部の市民と言うことですが。
戦後初めての夜間禁止令を受け、若者が騒いでます。破壊行為にまで発展。
先の年越し花火の件で問題視されていた強力な違法花火を警官隊に向ける、コロナ検査場に放火、メディアロケ班への攻撃、商店略奪など
オランダとは思えない行動にショックを受けてます。ドイツ、フランス、ベルギーはデモ程度で他は何もないのに。

穏健派なオランダ政府ですが、裏目に出て「何をやってもおとがめなし」という空気があるのも事実です。暫定政府と言うのもネックです。

いやーな感じです。若者を中心に不満が爆発する時なんでしょうけど、しかしコロナ対策を甘くすると社会崩壊にまでつながる危険性もあると見ています。

今回の暴動は色んな層の人がやっているみたいでそれが怖いです。極右とかだけならわかるのですが。ネットで人が動く時代の証明です。
さっきヤフーニュースでは「外出禁止だけど犬の散歩はOKでオランダらしくてかわいい」とコメントしてる在フランスの女性がいました。
まあそこがオランダです。その背景に「レンタ犬サービス」なるものが以前からあって夜間禁止令が決まった途端、予約が殺到だそうです。

暴動は極右政党がリードしてるという情報も出てますが、昨夜のTVでは地域によって暴徒の種類が異なると言ってます。

コロナ検査場放火は小さな漁師町で極右というより厳格なカトリックの町です。

ここら辺の地域は厳格すぎる教会がマスク拒否というような風潮もあり、ミサやコーラスもマスクなしで200人くらい参加とか。
そうした町は移民よりむしろ白人オランダ原型が多く、この漁師町は恐らくやんちゃ坊主共ではないかなーと思ってます。

しかし中部で起きた暴動は反コロナ主義グループ主催らしく、店の略奪まで発展。駅や商店街の破壊行為でした。
と言うのは、フーリガンなどとにかく騒ぎを起こしたい連中もネットで集まった可能性もあります。

うちの近くでは南部のこれまた小さな村で若者が集結、花火、投石などで警官などへ攻撃というもの。これもやんちゃ坊主か。

アムスでは一般人も多い広場で色々な人が入り混じっていた様子で警官隊も大変です。

僕らの感覚ではイスラム系の難民はマスクをする人が多く、大家族で老人を少しでも敬う気風が残っているので意外と気を付けている印象です。

なので騒ぎを起こしたい連中と言うのは意外にも原型オランダ人か、欧州基盤の移民系なのか??と思っています。

まあ人種で判断するわけにはいきませんが、今回の暴動はトランプ的な背景が少し見えます。ネットで人が動く証拠です。

このオランダで起きたことがショックです。法律が甘すぎる結果とも僕は感じています。
日本も方向付かず、ワクチンは遅れるでしょうね。自治体レベルじゃ対処できないと思います。

EUのワクチン配分では、ファイザー社の1つの小さなボトルから5人分の接種をするため小分けするのですが、実際は6人前とれるそうです。 本来1本から5人分なのをEUでは6人分の接種をしている・・・そしてファイザーからはEUへの配分は箱のダース毎の契約になっている(人数分契約ではない)・・・そうです。
つまり10本のボトルから本来5人前(50人分)なのを6人前(60人分)とってるから10人分多くやっているのは違反である。
なので10人分の2本を減らして出荷する・・・という勘定をファイザーから受けたようです。よって予定より少ない供給に。

さてどうなるか。

前にも書きましたが、接種する要員が不足。閉鎖しているウエイトレスやホテル従業員を訓練して接種するスタッフに・・という話も出てます。
医学生ならともかく、飲食店のおばちゃんから接種受けたいですか?

混沌とした2021です。
一先ず、書かずにおれませんでした。
---------

以上、コロナ禍に「オランダ事情」でした (1-2個所、表記の変更あり)
とりあえず日本では暴動という「元気?!」なことにはならず、緊急事態宣言の11都府県では「8時までの営業時短」が続いています。病院も入れず、施設療養にも入れず、自宅待機といった「陽性者放置」が続いているので、さすがに「これはまずい。罹っているわけにはいかない…」ということでしょうか。結果的に、ここ数日の新規感染者は東京でも1000人台から下がりましたね。

北海道は久しぶりに80人台! :1/25月 感染+88↓↓入院736↑2021年01月26日 09:58

 新規感染者が急に増えた9/18から―17人,17人(4連休始め), 16人,15人、9人、12人、11人、25人、7人、19人、17人、16人、16人、19人、15人、18人、22人、36人!、12人、38人、29人、27人、24人、31人、12人、20人、20人、30人、31人、27人、24人、17人、31人、22人、40人51人60人41人50人、27人、51人53人69人81人69人96人71人75人119人115人187人153人200人166人197人236人235人230人209人189人197人233人266人304人 最多!234人245人206人216人180人256人252人252人192人151人206人176人205人210人183人187人123人204人197人241人177人189人125人125人104人 86人139人141人,132人,135人110人74人↓114人123人97人↓161人 85人 94人 87人133人176人↑[ 休刊日]人 77人 68人 94人 79人115人161人↑181人↑215人188人135人145人↑109人194人202人↑192人124人125人 92人↓164人↑130人111人138人 94人↓ 88人↓(1/25)の新規感染者です。

 北海道の新規感染は昨日に続いて二桁で、88人です。ありがたい。この調子で減っていくと、スタジオでもイベントが開ける感じですー。

 テレビで、2009年に亡くなったマイケル・ジャクソンの番組をやっていました "This is it"。世界各国50個所の公演直前のステージでの稽古風景をドキュメンタリー的にまとめたものですが、監督やミュージシャンとのプロ同士のすり合わせの場面も凄かったです。懐かしい曲やマイケルのダンス(人類史上初の「ムーンウォーク」…)と歌・楽曲と…。やっぱり天才だったなあ…。そんなビデオを見ながらメンバーとわいわい言いながら踊ったり動いたりしてみたい…。あんまり夢とか希望のない私ですが、少し楽しい夢を見させてもらいました。感染しないように頑張って生き残りたいと思いましたっ。

 道内の新規クラスターは六件。ススキノのパブ(14人)、バカっ。札幌の高校(6人)、空知の事務所(5人)、苫小牧のデイサービス(5人)、釧路の昼カラオケスナック(5人)、釧路の知人同士の会合(6人)。それ以外は経路不明感染です。何とか気をつけて罹患しないようにしたいです。例の変異種が拡大するかどうかの瀬戸際だし。


--------------------------------------------
1/18月 感染15943,退院13695,療養入院2248(入院754)
1/19火 感染16035,退院13866,療養入院2169(入院740↓)
1/20水 感染16199,退院14001,療養入院2189↑(入院708↓)
1/21木 感染16329,退院14173,療養入院2156↓(入院730↑)
1/22金 感染16440,退院14365,療養入院2075↓(入院756↑) (感染図)
1/23土 感染16578,退院14511,療養入院2067↓(入院713↓)
1/24日 感染16672,退院14619,療養入院2053↓(入院721)
1/25月 感染16760,退院14709,療養入院2051↓(入院736↑)

* 北海道感染状況―北海道新聞朝刊による前日データ。
これまでの死亡者575(+6)
人。
*「退院」は退院と療養解除、「療養入院」は療養者と入院者。「(入院)」の人数は前日の数値。




オランダ事情その2―「夜間外出禁止で暴動頻発 」「大みそかの花火」2021年01月27日 14:40

オランダ在住の知人からのメールで、コロナの感染拡大のため「夜間外出禁止令」が出て、これに人々が反発して暴動があちこちで起きている―という状況。
それと、大みそかの年に一度の「花火打ち上げの大騒ぎ」の話を知らせてくれました。
オランダは毎晩9時過ぎからニュースの更新が早くなってあちこちの暴動が飛び込んでくる異様な時間です。昨夜は警官、機動隊負傷10人。逮捕者60-70名とのこと。成田抗争が全国各地で起きている感じです。 第二弾送ります。日本国内の親戚とも話をしていて、花火と大雪の話があり、それを引用しています。
○オランダ夜間外出禁止に反対する暴動―

夕べはどう見ても移民の連中というグループもいたり。
あくまでも人種で判断は出来ませんけど。見ると「やっぱそうか」と思ってしまう自分も移民ですから。

なぜ暴動に至るか? を考えた時にやはり社会へのウップンが根底にあるかどうか? が鍵だと思います。

貧富の差は必ず存在するけど、日々家庭で幸せに、満足して暮らしているかどうか? の影響が大きい・・と思います。
日々苦しい思いをしていると酒、薬物などに逃れ、そこからまた新たな快楽や犯罪といったものにひかれていく。
そこまでいかないにしても、自由を奪われた という感覚から窮屈感が増して日ごろのストレスが違う形で出てくる。
いずれにしても人間の反応としては当然かもしれないけど、暴動に至るのは少し動物的な反応であると見ています。

欧州では個人主義ゆえに主張は当然です。「自分はこうである、こうしたい。」 は、いくらでも発せるし、認められます。
日本は道理的には認められてますが、主張自体が時として反社会的としてとらえられる文化の社会なので、全然違います。
しかし今回の暴動で思ったのは。「これは主張でもなんでもない」 という事です。単純に破壊行為で何も実りはしないのです。

そこに気づく人たちかどうかは今後の社会の反応によります。
市民の中には立ち上がって暴動に対する見回りなどをする地域もでてきたり、破壊されたものを掃除する姿も報道されています。
市民の99%以上は普通の人なのですから。当たり前と言えばそうです。
やはりモラルとか正義とか自然に出てくる状態でそれが何らかの形で相手側に伝わればすぐ収まると思うけど、まだしばらくはかかりそうです。

これが隣国へ飛び火すると、またえらいことになるし。

○オランダの「大みそか花火」の話

※コメント―
 オランダでは普段は花火が禁止されています。しかし、大みそかから新年にかけては花火を上げても良い、というルールです。10年ほど前の大みそかにアムステルダムで体験しましたが、各家庭でも凄まじい量の花火を盛大に打ち上げるので、市内がまるで市街戦になったみたいに夜空に花火が上がり街中には火薬の燃えた煙が充満していました。
なお、花火の購入は12歳以上で、種類によっては18歳以上。花火の販売期間は年末の3日間。

  • 日本で花火というと 隅田川にしても富山にしても、災害とか空襲で亡くなった人達の供養などで始まったのが多いと聞いている。
    ― そうだったんですか、それは初めて聞きました。新しい発見です。だからお盆なのですね。
  • 哀愁とか寂しさとか感じるのは、日本人特有の感情なのでしょうか?

  • ― そうです。この風情を感じるのは日本独特の文化です。中国や大陸文化ではその風情感覚自体、極端に少ないと思います。
    いかに日本人は繊細な感覚の人種かと最近いつも考えるようになりました。
  • 花火を使っての警官との揉め事等 にほんではあまり聞いた事ないのは若い人おとなしいのでしょうか。

  • ― 若い人がおとなしいのではなく、日本ではまだ文化的なモラルと秩序が保たれている証拠です。半面、引きこもりや自殺など別の問題もありますけど。
    もし同じことが日本で起こったらその時は日本文化が敗退した時です。そうならない事を強く望みますが、日本が全て良いとも思えません。

  • 北陸の大雪で、この雪東京に降れば 皆家に居るしかなくて、コロナ感染者いっぺんで減るのにねと言った人がいました

  • ― これこそ僕の今の心境です。東京の人にそれが理解できるか? というのと暴徒にも同じことが言えます。
    暴徒を見ていると若者、10代が圧倒的に多い事が、まだせめてもの救いです。これが中年だったりすると社会自体の問題が深いと思います。
     ルッテ首相も言いましたが、「家族で話し合ってくれ」と家庭での対話に言及しました。これがその家庭が幸せに暮らしているかどうか? につながると思います。

     個人主義ゆえに離婚率高さや片親家庭など当たり前だし、子供をしつける親がどれだけいるのか分かりません。
     この若者が10年たった時にどう思うか? そんなことを考えてます。

---------
ということで、オランダで起きているコロナ禍や暴動の状況などから、いろいろと考えさせられます。

 11都府県への緊急事態宣言は2/7が一応の期限ですが、どうもそのまま一か月延長されるような気配です。全国で自宅療養となった人数が3万数千人と、以前の30倍くらいに増加。ホテルなどの療養施設にも入れず、PCR検査どころか医師の診察も受けられないまま、自宅で待機しているうちに死亡する例も全国で30-40例近く出ている状況…。首相が第三次補正予算で確保した100兆円は、そのままGoToのためにとっておくようですが、診察も受けられず待機中の陽性者は怒って暴動…とはならない日本、というか感染してしまったので情け無いことにそんな体力はない…。オランダでの行き場のない攻撃的な暴動と、自助が不能となり家で孤立する日本の感染者の悲しさ…。

北海道は感染100人前後で増減… :1/26火 感染+106,入院754↑2021年01月27日 19:01

 新規感染者が急に増えた9/18から―17人,17人(4連休始め), 16人,15人、9人、12人、11人、25人、7人、19人、17人、16人、16人、19人、15人、18人、22人、36人!、12人、38人、29人、27人、24人、31人、12人、20人、20人、30人、31人、27人、24人、17人、31人、22人、40人51人60人41人50人、27人、51人53人69人81人69人96人71人75人119人115人187人153人200人166人197人236人235人230人209人189人197人233人266人304人 最多!234人245人206人216人180人256人252人252人192人151人206人176人205人210人183人187人123人204人197人241人177人189人125人125人104人 86人139人141人,132人,135人110人74人↓114人123人97人↓161人 85人 94人 87人133人176人↑[ 休刊日]人 77人 68人 94人 79人115人161人↑181人↑215人188人135人145人↑109人194人202人↑192人124人125人 92人↓164人↑130人111人138人 94人↓ 88人↓106人↑(1/26)の新規感染者です。

 昨日は「北海道の新規感染は昨日に続いて二桁で、88人です。ありがたい…」と書きましたが、残念ながらそんなに簡単には減らない…。このところ100~110人前後近辺で増減を繰り返しているだけで、減少傾向とはなっていないです。
 新規クラスターは、小樽の高校(6人)と飲食店(5人)。函館の自衛隊(12人)。
 去年の11月以降、311人の感染爆発となり死者37人(全員患者)が出た旭川厚生病院でしたが、新規感染が収まりクラスター終息と外来診療の再開となります。「濃厚接触者でも陰性だった職員に勤務してもらった…」が「後に陽性と分かった…」「これによって院内の感染爆発となった」とのこと。PCR検査機をプラス1の3台体制にして、新規入院者と手術前に検査することに。なお、救急は2/1から再開の予定。
 昨年、札幌で高齢者施設での大規模感染が起きたこともあり、介護が必要な陽性者への対応のため、訓練を受けた介護士を派遣する対応を進めています。また、市長は「ススキノでの感染対策プロジェクト」を新たに提示。ススキノでは190数店から680人余の感染者を出し続けていますねえ。


--------------------------------------------
1/18月 感染15943,退院13695,療養入院2248(入院754)
1/19火 感染16035,退院13866,療養入院2169(入院740↓)
1/20水 感染16199,退院14001,療養入院2189↑(入院708↓)
1/21木 感染16329,退院14173,療養入院2156↓(入院730↑)
1/22金 感染16440,退院14365,療養入院2075↓(入院756↑) (感染図)
1/23土 感染16578,退院14511,療養入院2067↓(入院713↓)
1/24日 感染16672,退院14619,療養入院2053↓(入院721)
1/25月 感染16760,退院14709,療養入院2051↓(入院736↑)
1/26火 感染16863,退院14901,療養入院1962↓(入院754↑)

* 北海道感染状況―北海道新聞朝刊による前日データ。
これまでの死亡者575(+6)
人。
*「退院」は退院と療養解除、「療養入院」は療養者と入院者。「(入院)」の人数は前日の数値。




小樽、函館で感染増加 :1/27水 道。感染+147↑入院704↓2021年01月28日 09:27

 新規感染者が急に増えた9/18から―17人,17人(4連休始め), 16人,15人、9人、12人、11人、25人、7人、19人、17人、16人、16人、19人、15人、18人、22人、36人!、12人、38人、29人、27人、24人、31人、12人、20人、20人、30人、31人、27人、24人、17人、31人、22人、40人51人60人41人50人、27人、51人53人69人81人69人96人71人75人119人115人187人153人200人166人197人236人235人230人209人189人197人233人266人304人 最多!234人245人206人216人180人256人252人252人192人151人206人176人205人210人183人187人123人204人197人241人177人189人125人125人104人 86人139人141人,132人,135人110人74人↓114人123人97人↓161人 85人 94人 87人133人176人↑[ 休刊日]人 77人 68人 94人 79人115人161人↑181人↑215人188人135人145人↑109人194人202人↑192人124人125人 92人↓164人↑130人111人138人 94人↓ 88人↓106人↑147人↑(1/27)の新規感染者です。

 北海道はまた増えて147人の新規感染者です。これには小樽や函館での感染拡大が主な原因となっています。小樽ではクラスターが多発する異常事態だとして外出自粛要請をする流れです。昨年末以来、石橋病院(127人)、私立高校(25人)、小樽協会病院(22人)、介護事業所(14人)、市役所(6人)、飲食店(6人)―。去年の夏は、「昼カラオケ」での感染クラスターがありましたが、今は札幌への通勤者などによって年末・年始に感染が拡大した…という状況。小樽市には感染症病床は28床しかなく8割ほどが埋まり、余裕がない事態。函館でも似たように日々、10数名の新規感染が出る事態になっています。どちらも観光地ですが…。


--------------------------------------------
1/20水 感染16199,退院14001,療養入院2189↑(入院708↓)
1/21木 感染16329,退院14173,療養入院2156↓(入院730↑)
1/22金 感染16440,退院14365,療養入院2075↓(入院756↑) (感染図)
1/23土 感染16578,退院14511,療養入院2067↓(入院713↓)
1/24日 感染16672,退院14619,療養入院2053↓(入院721)
1/25月 感染16760,退院14709,療養入院2051↓(入院736↑)
1/26火 感染16863,退院14901,療養入院1962↓(入院754↑)
1/27水 感染17010,退院15052,療養入院1958↓(入院704↓)

* 北海道感染状況―北海道新聞朝刊による前日データ。
これまでの死亡者586(+6)
人。
*「退院」は退院と療養解除、「療養入院」は療養者と入院者。「(入院)」の人数は前日の数値。




オランダ事情その3ですー 暴動に対してロッテルダム市長の言葉が届く2021年01月28日 22:44

 オランダの知人からの第三報です。コロナ感染拡大を押さえるための「夜間外出禁止」に反発した人たちの暴動と、その続きです。読んで感動してしまいました。遅い時間になりましたが、ブログにすぐに引用いたしますっ。

いやー オランダ混乱 続編です。 でも潮流が変わりました。

夜間禁止令が出た2日間は若者暴徒による破壊行為が悪化。暴動のみならず略奪行為にまで発展。ここまで伝えたところ。
その後3日目の朝、昼過ぎにルッテ首相や内閣がメッセージを出す中、自治体の市長も発言してました。
その中でひときわ際立って「ハートをつかむ」メッセージを出したのが第2の都市、ロッテルダム市の市長さん。
この人、実はモロッコ移民出身の人で非常に斬れる人。他の政治家が批判メッセージを連発するなか異彩を放ちました。
以下新聞の記事をグーグル訳を使ってさらに要約してみました。

-------

オランダ  2021年1月26日火曜日
 「車を燃やし、石を投げつける」

  
ロッテルダム市は、昨日暴動の犠牲になった都市の1つです。いくつかの都市では、暴動者がバス待合所を破壊し、警察に岩や花火を投げ、店を略奪し、車に火をつけました。 警察は厳しく介入しなければならず、184人を逮捕した。もっとあるかもしれません。 ロッテルダム市では、南部の大規模な騒乱の結果として、警察が昨日50人以上を逮捕しました。
暴動から12時間後、ロッテルダム市アバウアレブ市長が暴動について語ります。
暴徒に尋ねる事から切り出します。と同時に、犠牲者を支援してます。

ロッテルダム市長のアフメド・アバウアレブが本日ツイッターに投稿したビデオメッセージの始まりです。

「昨夜盗んだものをどうしましたか?」
「あなたの隣に盗品がいっぱい入ったバッグを持って目を覚ますのは気分がいいですか?」
「昨日の南ロッテルダムでの大規模な暴力の発生からほぼ12時間後です。そして、あなたは今目覚めましたか?いい気分ですか?」
「あなたはあなたの街を破壊したのですか?」
「君は自分たちがしたことを誇りに思っていますか?」
  「近年、私たちは信じられないほどの金額とエネルギーを一緒に投資して、
 この地域をロッテルダムの美しい商店街に変えました」
「暴徒さん、あなた方はそれを誇りに思っていますね?
 そしてあなたは自分の街を*_*_**_ペリシテ人_*のようにしています。」
  「あなたのベッドの横にある盗まれたものの袋、
それは英雄気分ですね。あなたの良心は何と言っていますか?」

原注* ペリシテ人 現在のヨーロッパ諸語では、ペリシテ人とは「芸術や文学などに関心のない無趣味な人」の比喩として使用される。 また、パレスチナ(Palestina)は「ペリシテ人の土地」という意味。ウイキペディアより

アバウアレブ市長は両親にも話しかけます。

「昨日息子さんが外出してましたか?」
「息子にどこにいるのか尋ねましたか?」
「午後9時だから、家に帰ってこいと電話でもしましたか?」
「それとも、盗品を見て“これが普通のことか?”と考えましたか?」


最終的に、彼は暴力の犠牲者であった経営者に話しかけます。

「私たちはあなたを失望させません」
「私たちはあなたを助けるつもりです。保険会社や他のみんなと一緒に、
私たちはあなたに新たなスタートを与えるように努めます。」
「ロッテルダム市は社会の価値観のために、闘争、真の闘争を通じて強くなりました。」
「私たちが互いに立ち向かう連帯する街として。私たちが破壊したい都市ではないのです。」
「街を守り、すべてを再びきれいにするために働いてくれた人々に感謝します。」
「昨夜、これらすべての使用人に感謝と感謝を捧げます。大きなコミットメントです。ありがとうございました。」

------
これを聞いたとき、少し感動しましたね。こういう時にこうした切込みができる政治家。本人か側近かは解りませんが、おそらく市長本人の言葉だと思います。しかもメッセージではなく問いかけ方式。

当地では色んな移民がいますが、モロッコ系移民というと良い印象はほとんどない人々なのです。それだけ犯罪に多い。

そこをこの市長はよく心得ている。特に両親へのメッセージに観て取れます。多分オランダ原型の市長だたらカドが立ったでしょうね。

この日はさすがにオランダ社会が動きました。市民が立ち上がって掃除をして、非難のメッセージを出して、そしたら各地のサッカークラブがこぞって
「おらが町に暴動は許さん」と言いながらサッカーファンなる兄ちゃん、おっさん達が夜の見回りに出ました。自称「ハードコアファン」という部類の人達。

フーリガンとは違う(らしい)のでご注意。しかし見てくれは区別付きません。黒装束でごっつい人たち。

同時に今度は農家の兄ちゃん、おっさん達も「ファーマー自衛隊」なる自警団で夜間に道路をトラクター封鎖したり。

(最近のCO2排出の環境問題で農家がとばっちりを受けている事が背景にあって、農家の活動家たちがしきりにデモや反政府運動してる。)

これでは若者暴徒もおとなしくせざるを得なくなりこの2晩は静かになってます。

一方で被害を受けた商店は政府、保険が保証する・・のと、他にクラウドファンドなる動きが出て寄付金が集まっています。

このへんはとてもオランダ的です。ほとんどの国民は暴動には反対でその結果としてこうした動きが出るのはまだ健全な社会と考えます。

皆、やっぱり最初の2日はあっけにとられて、驚いたのでしょう。「しかし自分たちが何かしなければ・・」という動きです。

昨夜のニュースでは一面にSNSで暴動を煽ったとして2人の若者が起訴、その緊急判決の映像が放映。これ非常に稀なこと。

判決は長くて2か月ほどの懲役だけどかなり減刑されるのでほぼ無いと思ってます。少しは頭を冷やせ・・と思うのですが。

犯人の顔は保護されているけど、裁判所内での似顔絵は公開されたので政府やメディアの意図が読めます。ちなみに移民系でした。

警察はSNSを解析中でこうした暴動を煽った連中を強化して取りしまるようです。
自分も含めて移民に対する考え方が世界規模で変化していて、共存世界の考えから自国主義的な方向へ向かっている今。

日本も含めてその国固有の思想とか社会が移民によって影響されて変わっていく事実を見るとさすがに何が正しいとかは簡単に言えません。

しかし今回のロッテルダム市長のようなメッセージはある一定の効果をもたらしたのは事実です。実際オランダの人々が動いたわけだし。

日本や世界の指導者も言葉を選んで伝える事を学んでもらいたいと思った次第。でも言葉だけじゃダメですけど。やっぱ人が動ないと。


もう一つ:「ワクチンの話」

アストロゼネカからEUへの供給が大幅に減る・・・ニュースが飛び込んできました。

真相解明中ですがどうも、英国へ売ったらしい。ジョンソン首相のやりそうな感じ。EUはみんなでまとめ買いを計画、これがとん挫して大騒ぎ。

60%減で契約の40%しか入らないので計画自体が無理に。しかしアストロゼネカは計画書には納品数は明記してないと反論。交渉決裂。 はあーーー。

それと、コロナテストで個人情報がダダ漏れ。データ売買されているというニュース。
言わるゆるマイナンバーと口座とサインを含むすべての個人情報が2人の保健所作業員によって売られていた。
保健所はバイトを含む大量の臨時職員を採用。しかもこの個人データは保健所職員が簡単にアクセスできた。これ結構すごいことになります。

サイバー犯罪は前から言われていますが、過去や最近のオンラインなりすまし犯罪では
他人が勝手に人のデータを悪用して借金や犯罪をするという事が起きてます。

被害者は泣きついても取引銀行などからしてみると個人データは 正しいものなので何もできない。ただ疑われるだけ・・・という事実が多発してます。

今回のワクチン接種も保健所主導だしどうなるのか。日本もマイナンバー関連付けとか言っているそうなので。


とにかく発病しないように対策をするのが一番良いであろうという個人見解です。それには免疫強化です。

乾布摩擦。発汗。運動。(これらは自律神経への刺激と訓練)それと食事法と排便。それと感染防止の行動。

以上 今日の阿蘭陀でした。

遠くオランダのことですが、身に染みる内容でした。市長の言葉と市民の人たちが立ち上がったこと…。

 こちらでは、コロナ禍で困窮している人たち、その多くは非正規だったり子育てに苦闘している女性だったりしていますが、その人達に対して、首相が国会の場で「…生活保護を受けるように」と発言してしまいました。
 それを聞いて絶句しました。首相は昨年の演説で「自助・共助・公助」という言葉を使いましたが、コロナ禍の経済的困窮に対する公助とは「生活保護」の事だったのか…。
 収入が減ったり無くなったりしている中でも、皆さんそれなりの誇りと気概をもって何とか頑張っているのに、です。

…せっかくの首相の発言なので、この際、「人としてのベーシック・インカム」(最低必要限の基礎収入)として、生活保護について考えてみませふ。海外の国や自治体では実験的に、何の紐付きもせずに毎月10数万円とかを2-3年間「与える」というベーシック・インカムの実験を行っていますね。
 ちなみに『健康で文化的な最低限度の生活』(柏木ハルコ)という漫画では、「…新卒公務員として福祉事務所に配属されたのが主人公の義経えみる。そこでケースワーカーとして生活保護に関わり、生活に困窮した人々の暮らしを目の当たりにして…」というストーリーです。生活保護の実際を「マンガで学ぼう」!
 東京都庁前では、食料の無料配布に200-300人が並びました。中には、収入ゼロ、住むところ無しの人たちが居るので、支援団体などの関係者が「生活保護は?…」と尋ねると、その中の2-37-8割の人は、申請すると親族などに調査の連絡が入るのを嫌って「申請していない」という状況…。バイデン大統領は、アメリカの生活困窮者にかなり大規模な支援をする法案を準備中といいますが、日本では「無い」…。