4/ 4土 感染191人,治療終了140人,治療中51名。定常状態です2020年04月05日 11:32

3/22日 感染者数 162人、治療終了96人。 ※66名(引き算すると)
3/23月 感染者数 162人、治療終了97人。 ※65名(引き算すると)
3/24火 感染者数 163人、治療終了100人。 ※63名(引き算すると)
3/25水 感染者数 167人、治療終了105人。 ※62名(引き算すると)
3/26木 感染者数 168人、治療終了121人。 ※47名(引き算すると)
3/27金 感染者数 169人、治療終了123人。 ※46名(引き算すると)
3/28土 感染者数 171人、治療終了124人。 ※47名(引き算すると)
3/29日 感染者数 175人、治療終了125人。 ※50名(引き算すると)
3/30月 感染者数 176人、治療終了131人。 ※45名(引き算すると)
3/31火 感染者数 176人、治療終了132人。 ※44名(引き算すると)
4/ 1水 感染者数 180人、治療終了133人、治療中43名
4/ 2木 感染者数 183人、治療終了135人、治療中48名
4/ 3金 感染者数 188人、治療終了137人、治療中51名
4/ 4土 感染者数 191人、治療終了140人、治療中51名
* これまでの死亡者は8人。北海道新聞朝刊から。

1日に数名程度の感染者増があっても、それを見つけてクラスターを潰す。感染者は軽症者施設か自宅待機。重症者は専門病院での高度医療…。ということで北海道は順調に推移しています。
 この状態を半年とか維持すれば、1)治療薬が間に合ってくる、ワクチンの見通しが出てくる、 2) 少しずつ集団免疫へと進んでいく(一年とか)、という希望が見えてきます。それにしても、高齢者や病気のある人が感染すれば危険なことには変わりないです。「いつまでこの状態が?」という疑問を目にしますが、間違いなく一年以上なので、感染クラスターの爆発がない範囲で社会的経済的活動を維持しながら、感染者は日々、少しずつ増えて…という長期戦ですねえ。まずは半年間、次はオリンピック開催に期待して一年間の辛抱…。
 北海道や東北、雪で半年近く籠もる生活をしてきた人たちは頑張れますね。これが北国の戦い方ですが、東京から関西の大都市圏は、感染大爆発しないでいられるかどうかの瀬戸際…。

まだ閉鎖していないオランダ…。ヨーロッパ標準の悲惨さ?!2020年04月05日 15:21

オランダ在住の大昔の教え子(といってもそれなりの年齢なので知人…)からメール返信がありました。本人と奥さん共々、ドイツやベルギーに近い!?田舎に避難して3週間目…。
オランダ国は閉鎖していないようですが活動自粛して他のヨーロッパの国々と似たような様子。まだ医療崩壊ではないようですがカオス状況…。引退した医師や看護師をコールバックしているが、マスクをはじめ、呼吸器、薬が不足。呼吸器は一台で2人装着、集中治療室(ICU)は本来看護師一人に患者一人なのが、今は患者4人…。ICU病床はドイツとは比較にならないくらい少ない。

 これは普段から「高齢者への最終医療をしない」政策をとっていたためらしいです。以前読んだことがありましたが、ヨーロッパでは寝たきりの高齢者数が極めて少ないのは、(胃瘻などの) 医療を提供しないで自然に亡くなるのに任せるという施策のため…。
 これとあいまって、若者はあまり罹らないし関心ないので、「世代間の相違」が大きく、「感染させない」といった意識は「ない」。 自由主義、個人意識が高いところなのでそのようです…。


 やれやれ。高齢の私などは自衛せねばとつくづく思いながら読んだ次第です。オランダでは食料品などは買えるようなので、コロナ禍の嵐の中、無事に過ごして欲しいと思いました。

東京はとうとう感染者143人。感染第2期に突入―!?2020年04月05日 19:16

「16 17 41 47 40 63 68 13 78 66 97 89 118 143人 (4/5)
医療機関で今日見つかった感染者143人、そのうち92人が経路不明です。
先のブログに書きましたが、1日の感染者が100名程度で推移するならば…と見ていましたがダメでした。経路不明感染者が92人と2/3を占めるなど一挙に増え、いよいよ感染爆発一歩手前です。個人的な予想式では、2週間程度で日毎の感染者数が1000人以上…という状況。
*日本は来院した人のみPCR検査を実施しているので、報告される感染者数は頭打ちになる可能性があります。そのため、今後の状況把握は感染者数ではなく「死者数」で見るべきでしょう。

○日本は「感染第2期」に入ったのでしょう―。

1)感染クラスターを追跡していく日本方式がほぼ破綻。
2)ICUの病床数がイタリアの半分の日本。重症化患者への対応はすでに限界 (ICU学会理事の発言…)、人工呼吸器や人工肺の数も不足し、操作経験のある医療者の数も十分ではない状況。
3)死者数をできるだけ低く維持しながら、医療崩壊が起きないように医療体制を持続させること―。
そのための優先事項は「医療関係者が疲弊しないよう医療体制を維持する」ことです。

○たぶん数ヶ月先に来るかもしれない「日本の第3期」は、 (3) が実現できれば死者数は爆増せず、例えば1日の死者数が100-200名程度といった状態が継続する…ことだと思います。
*肺の病気による死者は年間約10万人 (1日当たり274名)。そこに新型コロナウイルスによる死者が加わるならば1日に300名以上…という計算があります。

ということで、一喜一憂しながら東京の感染者数を追いかける意味はなくなったようですが、今後の備忘録として続けたいと思います。
いずれにしても、私たちができることは「感染しないこと」に尽きます。