感染は増加中:03/30水 道。感染1367人|プーチンは歴史を逆転中…2022年03月30日 09:47

北海道の感染者は昨日より167人増加です。先週の同じ曜日からも5百人以上増加しています。感染数はいよいよ増加に転じたようです。
 新規クラスターは昨日と同じく三件: 函館の中学校(13人)、市立病院(8人)、室蘭の有料老人ホーム(20人)が感染です。以下は新聞のタイトルです―
・道内感染者数 下げ止まり
 転勤や旅行で人出増加 蔓延防止解除一週間
 この後は、道民割りや運賃割引の「ぐるっと北海道」、「GoToイート」も再開されるので人出はさらに増加が加速する…。


○侵略者プーチン・ロシアとの停戦交渉は難しい―
 トルコで対面での停戦交渉が行われて、真っ向からぶつかっていた互いの要求内容が少しずつすり合わせが進んだ感じです。実際に、そうした内容が実行されるかどうかは不明ですが…。

 ウクライナ南西部、アゾフ海に面する港湾都市のマリウポリ、同市によると「ロシア軍によって建物の90%以上が破壊された」「まだ15万人以上の市民が取り残されている」「水や食料はすでに尽きている」…。ウクライナはアゾフ海につながる要衝のマリウポリを絶対に確保するためにロシア軍に反撃しています。しかし、ロシア軍はすでに数千人の市民が犠牲になっているにも関わらず、市街地にさらにミサイルや砲撃を継続。数日前には1000人以上が避難していた劇場にミサイルが着弾し「300人以上が死亡…」という動画も流れています。
 ウクライナは何とか反撃するために必要な戦車や航空機などを西側諸国に要求しましたが、却下されました。しかし、マリウポリを守備するアゾフ連隊は死守しているため、今後はプーチンが生物・化学兵器を使う危険性があると懸念されている状況です。
 軍事的な侵攻に晒されてしまっては、「人道…」などの言葉はまるで意味の無い空疎なものだと本当に悲しくなります…。

 私がまだ若い頃に少し触れた少林寺拳法…。戦後の混乱の中で,日本国内が暴力や恫喝などですさんでいた時期に、「力愛不二」(ちからと愛は二つならず) すなわち、「愛」を説くためには,暴力を制するに足るだけの「力」が必要となり、それを前提として初めて可能となる…という思想で戦後にひろがった護身術系の流派でした。
空手もそうですが、相手からの理不尽な攻撃から自分を守ることから始まり、必要ならば力で相手を制すること。

 第二次世界大戦の後に起きた「米ソ冷戦」時代には、「ゲーム理論」…といっても遊びのゲームではなく…「利害関係の数学的解析」という分野が発展しました。そこで「囚人のジレンマ」型ジレンマなどの構造が確認され、「軍拡と軍縮については、必然的に軍拡化へと進む」流れがあることも分かりました。
 ちなみに、ロシアの経済破綻から軍縮に至ったゴルバチョフですが、実は人工衛星によって相互に監視が可能となり、それによって、「軍拡競争を互いに停止することが、それぞれに確認可能となった」という事実が大きく影響しました。
 その後にロシアのサンクトペテルブルクで開かれた、ある国際会議はそうした利害関係から生じる葛藤にどのように対処するか―「コンフリクト・ロジー conflict-logy (葛藤についての学問)」―という内容を、社会的・社会学的・心理的・心理学的に実践するためのものでした。
 私も一参加者として参加。ロシア人とともにアメリカからは一般市民やアメリカインディアンの人たちなども居て、「それぞれの国の政府はどうしようもない…」かもしれないけれども、人と人とは話し合っていけば何とか折り合いや共生ができる…そうした方向性を感じるものでした…。懐かしい昔話…。
 ペレストロイカ後のそうした30年間に進んだ経済的繁栄と国際的交流の蓄積を全部捨ててしまいそうなプーチンの侵略行為を見て思わず「プーチンのバカ Putin Idiot!」と言ってしまいます。一番まずいシナリオは、「強力な核兵器を持ったままロシアが孤立して― 北朝鮮化すること」でしょうね…。



* 北海道感染状況―
北海道新聞朝刊から (数値は前日夕方のデータ)。これまでの死亡者は1924人(+5)。

「感染者数―現在患者数―入院者数」を表示します。

月日 感染者数 現在患者数 入院者数
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03/27日 1701 15846 372
03/28月 1497 15692 359
03/29火 1200 16074 345
03/30水 1367 15769 344


2021/10/24から 2022/03/27までの図です~
*図は一週間毎に更新しますー
 


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