★三が日:何も起こりませんよう。 川の転覆カヌーは救えない ― 2024年01月03日 18:58
1日 石川県能登半島沖 地震と大津波予想―。
2日 羽田空港でJAL機が海上保安庁機と衝突・炎上―。
3日 …19時くらいですが、今のところは大きな災害は起きていません…。それだけで有り難い…。
地震と津波に襲われた石川県などでは、倒壊した建物にまだ埋まっている人がいるとのこと。被災後72時間が過ぎると生存率が急に低下する―。ということで、自衛隊も救出に頑張っている…。
自衛隊は基本的に72時間できちんと休憩をとり隊員を休ませる体制をとっているようです。これは阪神淡路大震災のときがそうだったと読みました。食事・ケータリングもきちんと準備する―。当時、消防、警察などの方はそうした継続的な体制がなく、消防士の方、警察の方などは、疲れ果てるまで頑張ってくれた―。ただし、そうした場合には、心身の疲労が限界になり、挽回できないほどになるといわれています。生命を救うための方々が、自分自身の命を失わないようにすること―。これが救出する側の専門家としての立ち位置と言われています。
○川カヌーで転覆した人は…まず助けられない事情。
助けるために、川に向かって投げ入れる「スローロープ」という、水に浮くロープがあります。私は車に一つ備えています―。
支笏湖から出てくる千歳川での練習では、上流から流れてくる数名の人達(全員、ライフジャケット装着)に向けて投げ入れて、ロープをつかんでもらうわけです。しかし、10数名でスローロープを投げ入れても、流れてきた人達はほとんど誰もロープをつかめませんでした。そして、それが普通だと知りました。
「誰もロープが取れないのに、どうしてこういう練習をするんですか?」
「…急流や深い川を流れてくる人には、スローロープくらいしか方法がないけれども、それで助けられるわけではないと知っておくためです」
「?助けられないのですか?」「はい…助けるのは非常に難しいことを分かっておくこと。スローロープも何もないのに助けることはできないし、ライフジャケットもしていなければ、自分が水に飛び込んでも、溺れる人が1人増えるだけです…」…。
2日 羽田空港でJAL機が海上保安庁機と衝突・炎上―。
3日 …19時くらいですが、今のところは大きな災害は起きていません…。それだけで有り難い…。
地震と津波に襲われた石川県などでは、倒壊した建物にまだ埋まっている人がいるとのこと。被災後72時間が過ぎると生存率が急に低下する―。ということで、自衛隊も救出に頑張っている…。
自衛隊は基本的に72時間できちんと休憩をとり隊員を休ませる体制をとっているようです。これは阪神淡路大震災のときがそうだったと読みました。食事・ケータリングもきちんと準備する―。当時、消防、警察などの方はそうした継続的な体制がなく、消防士の方、警察の方などは、疲れ果てるまで頑張ってくれた―。ただし、そうした場合には、心身の疲労が限界になり、挽回できないほどになるといわれています。生命を救うための方々が、自分自身の命を失わないようにすること―。これが救出する側の専門家としての立ち位置と言われています。
○川カヌーで転覆した人は…まず助けられない事情。
助けるために、川に向かって投げ入れる「スローロープ」という、水に浮くロープがあります。私は車に一つ備えています―。
支笏湖から出てくる千歳川での練習では、上流から流れてくる数名の人達(全員、ライフジャケット装着)に向けて投げ入れて、ロープをつかんでもらうわけです。しかし、10数名でスローロープを投げ入れても、流れてきた人達はほとんど誰もロープをつかめませんでした。そして、それが普通だと知りました。
「誰もロープが取れないのに、どうしてこういう練習をするんですか?」
「…急流や深い川を流れてくる人には、スローロープくらいしか方法がないけれども、それで助けられるわけではないと知っておくためです」
「?助けられないのですか?」「はい…助けるのは非常に難しいことを分かっておくこと。スローロープも何もないのに助けることはできないし、ライフジャケットもしていなければ、自分が水に飛び込んでも、溺れる人が1人増えるだけです…」…。
by kasait [社会・社会学・心理学・文化] [つれづれに] [コメント(0)|トラックバック(0)]