★反プーチンのナワリヌイ氏の遺体… ロシア人の半数が「なんだっけ?」 ― 2024年02月28日 15:33
反プーチンの活動家・弁護士として、かつて大統領選を目指していたナワリヌイ氏、モスクワ近郊の監獄から北極圏の酷寒の監獄(マイナス30-40度)に移動させられました。ニュースによれば「300回以上の懲罰房行き」等々。
そして、先日、「散歩後に体調が悪くなり…」死亡しました。母親が遺体に会えるまで一週間以上かかりました。ナワリヌイ氏の奥さんは「前回毒殺されかかった神経毒「ノビチョク」が今回も使われて、遺体から消えるために時間を稼いでいる―」とコメントしていました。
ロシア国内では、半数近くのロシア人が「ナワリヌイ?死亡?」という反応だと報道されています。反体制派の活動は、ロシア政府が牛耳っている報道には全く出てこないまま経過してしまい、さらに2年にわたるウクライナ侵攻の陰に隠されていた状況です。
ロシアがウクライナ侵攻を始めた2年前、ロシアの新興財閥オリガルヒの人たちの中から、自殺?事故?事件?で死亡した人たち、飛び降り自殺、家族全員が射殺、溺死・墜落死、交通事故死など様々な死亡記事が出ました。ロシアでのニュースによると、「自殺なのか?事故なのか?事件なか?」と「?」がつくような伝え方でした。しかし、実際はロシア連邦保安庁=FSB(国民を監視する官庁:前身はKGB…)の仕業を示すような証拠が毎回のように出ていました。神経毒のノビチョクもそうですが、使われた銃はFSB職員専用の銃であるとか、事件前にFSB関係者が活動して動画や証拠等々です。ちなみに、ナワリヌイ氏は、自分の暗殺計画をFSB関係者が実行したこと示す電話会話を公開していました。
○「逆らうと、こういう目に遭うのだ」というプーチンさんの証拠付きの「自殺?事故?事件?」。プリゴジンの飛行機墜落も―。
というようにして、ロシア国民が逆らえないような恐怖のシステムを長年にわたって作り上げてきた―というのが専門家の見立てです。臆病に小さなリスクにも細かく対処して支配する、プーチンによる30年以上にわたる政治手法の成果?!といえるようです。
東ベルリンに官僚として住んでいたプーチンは、「ベルリンの壁」が突然崩壊して、ロシアが実効支配していた東ドイツも一挙に崩壊。東ベルリンから命からがら逃げ出して、モスクワではしばらくタクシー運転手として生計を立てていた…。その彼は、この30年の間、例えばエリツィンの政敵を失脚させるなどして、共産党の上り会談を駆け登りました。そして今は、ロマノフ王朝もとえ共産党を土台にした「プーチン王朝」・プーチン帝政ロシア王国の夢を見続けているようです―。
そして、先日、「散歩後に体調が悪くなり…」死亡しました。母親が遺体に会えるまで一週間以上かかりました。ナワリヌイ氏の奥さんは「前回毒殺されかかった神経毒「ノビチョク」が今回も使われて、遺体から消えるために時間を稼いでいる―」とコメントしていました。
ロシア国内では、半数近くのロシア人が「ナワリヌイ?死亡?」という反応だと報道されています。反体制派の活動は、ロシア政府が牛耳っている報道には全く出てこないまま経過してしまい、さらに2年にわたるウクライナ侵攻の陰に隠されていた状況です。
ロシアがウクライナ侵攻を始めた2年前、ロシアの新興財閥オリガルヒの人たちの中から、自殺?事故?事件?で死亡した人たち、飛び降り自殺、家族全員が射殺、溺死・墜落死、交通事故死など様々な死亡記事が出ました。ロシアでのニュースによると、「自殺なのか?事故なのか?事件なか?」と「?」がつくような伝え方でした。しかし、実際はロシア連邦保安庁=FSB(国民を監視する官庁:前身はKGB…)の仕業を示すような証拠が毎回のように出ていました。神経毒のノビチョクもそうですが、使われた銃はFSB職員専用の銃であるとか、事件前にFSB関係者が活動して動画や証拠等々です。ちなみに、ナワリヌイ氏は、自分の暗殺計画をFSB関係者が実行したこと示す電話会話を公開していました。
○「逆らうと、こういう目に遭うのだ」というプーチンさんの証拠付きの「自殺?事故?事件?」。プリゴジンの飛行機墜落も―。
というようにして、ロシア国民が逆らえないような恐怖のシステムを長年にわたって作り上げてきた―というのが専門家の見立てです。臆病に小さなリスクにも細かく対処して支配する、プーチンによる30年以上にわたる政治手法の成果?!といえるようです。
東ベルリンに官僚として住んでいたプーチンは、「ベルリンの壁」が突然崩壊して、ロシアが実効支配していた東ドイツも一挙に崩壊。東ベルリンから命からがら逃げ出して、モスクワではしばらくタクシー運転手として生計を立てていた…。その彼は、この30年の間、例えばエリツィンの政敵を失脚させるなどして、共産党の上り会談を駆け登りました。そして今は、ロマノフ王朝もとえ共産党を土台にした「プーチン王朝」・プーチン帝政ロシア王国の夢を見続けているようです―。
by kasait [社会・社会学・心理学・文化] [独裁者プーチン] [つれづれに] [コメント(0)|トラックバック(0)]