★外国語、かつて、いろいろ漁ったなあ… 英露独波仏西宇…そしてアイヌ語2024年01月28日 14:45

英米語、露西亜語、独逸語、波蘭語(ポーランド)、仏蘭西語、西班牙語、宇語(ウクライナ)、Ainu語…。
 ドイツ語は学生時代に少し囓り、「私は1人の少年です」の最低レベル…。ポーランドに何度も行くようになった中年の頃、文法構造はロシア語系ですが、表記文字はアルファベット系に切り替えたポーランド語を勉強しました。ポーランドの田舎の町から首都ワルシャワまで夜間寝台列車の旅など…。同室になったポーランド人家族は東洋人と一緒は不安だったようで、(当時の私は眼光鋭く、スキンヘッドてらてらの危ないトーヨー人(^_~;)。 結果的に1人部屋になって安心して眠りましたが…。ジェンクエ!(ありがとう)!
 おフランスはパリにて国際会議―。英語が分かるくせに反応しないフランス人対策のため、一年くらい前から勉強! パリの喫茶店で、赤ちゃん言葉で話しているフランス人の子どもと親子の会話を聞いていて楽しかった…。子どもは私と同じくらいのレベルで、たどたどしくて可愛かったな。
 スペイン語は少し始めていましたが、露西亜がウクライナ侵略を始めた頃に、ウクライナ語に切り替えて頓挫―。そして、そのウクライナ語は、文法的にはロシア語と相互に少しずつなまった言葉程度の違い、関東弁と関西弁くらいというか…。その後、身近にウクライナ語環境が整わず2年近く経ち、「困ったなあ…」状態が続いていました。

○子どもの頃から、アイヌ語の地名やアイヌ語の歌「ピーリカ、ピリカ♪」などで身近だったけれど、一度も勉強したことはありませんでした。で、ふと調べてみると、サイトには「日本語によるアイヌ語テキスト」やPDF資料がたくさんあり! ラジオ番組もあり、無料の会話教室もあり!ということが分かりました。
 欧米語=インドヨーロッパ語族は、語尾が変化する「屈折語」ですが、アメリカインディアンなどの言葉の多くは「抱合語」だったり、アイヌ語もそうですが、過去・現在・未来の時制がなかったり曖昧だったりなど、世界観や身体感覚・音声感覚などが全く違うことは知っていたので、かねがね勉強したいと思っていました。
 アイヌ語のテキストを読み始めてまだ数ヶ月程度ですが、「妙に馴染む」のは日本語と語順が似ているためだと分かりました。日本語もアイヌ語もそれぞれに「孤立している言語」でどちらも世界に類例がない言葉ですが、語順は似ていてスンナリ入れるところは心地よいですね。
※『ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観』という本では、アマゾンの少数部族ピダハンの言語(母音が三個しかないなど…)の世界でのドキュメンタリーとして面白かったです!

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