PCR検査をただで100万人に提供?感染(者数)大爆発!2020年03月12日 00:04

ソフトバンクグループの孫社長が「PCR検査キットを100万人にただで提供…」という話に対して、批判がたくさん寄せられているようです。
 少し前までは、私も「是非…!」と思っていたのですが、イタリアでの悲惨な状態が、「検査による逆機能 (dysfunction)」によって医療崩壊したためという見方が強まっているためです。
 重症患者とともに多数の軽症感染者が病院にあふれかえって、病院のキャパシティーを超えて、診察、検査、治療が必要となり、医師・看護師などのスタッフが長時間勤務を強いられ、感染する・倒れる・患者となる・死亡する …。

○こういうシナリオになるのは―

1)サイトなどでの記事で見た範囲でいえば、PCR検査の感度が70%程度とかなり低いことも挙げられます。感染した人を100人集めて検査をすると、70人は陽性と出るけれども、30人は陰性(偽陰性)となって感染していないことになります。この偽陰性の人は検査後は「自分は陰性だから…」と大手を振って他の人たちに無自覚のままうつす「スーパー・スプレッダー」(超まき散らし者)となります。

2)70人の本当に陽性の人たちのうち8割の感染者は軽症なので、自宅で静養している程度でもあまり問題ないらしいのですが、この人達が元気なまま病院のベッドを埋め尽くして医療支援を無駄に食い潰します―。
(言葉が少しきつくてすみません)。

○つまり、孫さんが100万人分のPCR検査キットを配布すると…

感染率がまだ分かっていないですが、例えば「感染率1%」として…
100万人が検査すると、感染者は1万人いることになり、
そのうち7000人が陽性(検査の感度が70%のため)となり一挙に病院に押し寄せて、医療が崩壊します。(この時点で世界的な大ニュースです!)
 また、偽陰性となった3000人が「自分は、罹っていないから」と大手をふって街中で感染行為を繰りひろげます―。感染クラスターが全国各地の3000個所に爆発的に登場します。

 いずれにしても、かなり批判を受けたようで孫社長は無料配布を取りやめる流れのようです。是非そうしてください、お願いいたします!
社会貢献するのだったら、いくつかの大都市でのサンプル抽出検査(感染率を統計学的に把握するのが目的)に協力するのが良いと思います。

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