感染2千人台:02/19土 道。感染2656人: ワクチン副反応,半分は思い込み?! ― 2022年02月19日 12:08
北海道はまた2千人台に減り、先週の同じ曜日よりも千人近く減りました。死亡は7人でした。
感染者は、札幌で1338人(再陽性10人)、道(発表)で978人、函館で163人、旭川で122人、小樽で55人です。函館の感染者高止まりは、五つの基幹病院での感染クラスターのためのようです。
新規クラスターは…
・医療機関 札幌2個所、旭川1個所、帯広1個所でそれぞれ8人~29人。
・福祉施設 札幌2個所、函館2個所、石狩管内1個所、渡島管内八雲町でそれぞれ5人から19人。
○ワクチン接種の副反応は思い込みが影響―
薬などの副作用が、投薬や接種によるのではなく思い込みによる効果を「ノセボ効果」といいます。よくあるように、思い込み・心理的効果で薬が効いてしまうのが「プラセボ効果 placebo effect」ですが、その逆方向の効果がワクチン接種の副反応にも見つかりました―という記事です!
道新での「ノセボ効果」の記事は二年前くらいにも見ましたが、今回の記事は「モデルナワクチン忌避」の傾向を考える際の参考になりますね。
ワクチンや薬の効果を調べるために、「本物投与」と「にせもの投与」の二つのグループで効果がどうなるかを調べます。前にも書きましたが、患者だけではなく医師・看護師も「本物かにせものを知らない」ので「二重盲検法 double blind anaylisis」と言います。それによると、睡眠薬などの研究では、「睡眠効果の55%程度が心理的」で薬効ではないという結果も出ています。
記事のアメリカ・ハーバード大学による研究では、アメリカ・イギリス・中国などで行われた約4万5千人の臨床研究データを利用。本物のワクチン接種か、生理食塩水接種などの偽薬接種かで「副反応」の度合いを分析すると、
・一回目の接種後に起きた症状(副反応)の76%が薬効ではない「ノセボ効果」
・二回目の接種後に起きた症状(副反応)の52%が薬効ではない「ノセボ効果」でした。
・偽ワクチンでも一回目の接種で35%の人に症状が見られた。*そんなはずはない…
・偽ワクチンでも二回目の接種で32%の人に症状が見られた。*そんなはずはない…
・本物ワクチンでの一回目接種で46%に副反応。
・本物ワクチンでの二回目接種で61%に副反応。
統計的分析によれば、「本物のワクチン接種でも、症状の半分以上がノセボ効果」と分かりました。
こうした「ノセボ効果」が出てきた理由は、はっきりしています―。メディアがこぞって「ワクチン接種すると副反応があるぞー!」という恐怖キャンペーンをしたせいですね。そして、今は「コロナウイルス感染よりも副反応の方が怖い…」といった間違った認識が行き渡りましたとさ…。
※「感染による軽症・中等症・重症・後遺症などの症状及び死亡率」と、「接種による副反応による症状及び死亡率」との間には、大きなズレがあります。
* 北海道感染状況―
北海道新聞朝刊から (数値は前日夕方のデータ)。これまでの死亡者は1650人(+7)。
「感染者数―現在患者数―入院者数」を表示します。
感染者は、札幌で1338人(再陽性10人)、道(発表)で978人、函館で163人、旭川で122人、小樽で55人です。函館の感染者高止まりは、五つの基幹病院での感染クラスターのためのようです。
新規クラスターは…
・医療機関 札幌2個所、旭川1個所、帯広1個所でそれぞれ8人~29人。
・福祉施設 札幌2個所、函館2個所、石狩管内1個所、渡島管内八雲町でそれぞれ5人から19人。
○ワクチン接種の副反応は思い込みが影響―
薬などの副作用が、投薬や接種によるのではなく思い込みによる効果を「ノセボ効果」といいます。よくあるように、思い込み・心理的効果で薬が効いてしまうのが「プラセボ効果 placebo effect」ですが、その逆方向の効果がワクチン接種の副反応にも見つかりました―という記事です!
道新での「ノセボ効果」の記事は二年前くらいにも見ましたが、今回の記事は「モデルナワクチン忌避」の傾向を考える際の参考になりますね。
ワクチンや薬の効果を調べるために、「本物投与」と「にせもの投与」の二つのグループで効果がどうなるかを調べます。前にも書きましたが、患者だけではなく医師・看護師も「本物かにせものを知らない」ので「二重盲検法 double blind anaylisis」と言います。それによると、睡眠薬などの研究では、「睡眠効果の55%程度が心理的」で薬効ではないという結果も出ています。
記事のアメリカ・ハーバード大学による研究では、アメリカ・イギリス・中国などで行われた約4万5千人の臨床研究データを利用。本物のワクチン接種か、生理食塩水接種などの偽薬接種かで「副反応」の度合いを分析すると、
・一回目の接種後に起きた症状(副反応)の76%が薬効ではない「ノセボ効果」
・二回目の接種後に起きた症状(副反応)の52%が薬効ではない「ノセボ効果」でした。
・偽ワクチンでも一回目の接種で35%の人に症状が見られた。*そんなはずはない…
・偽ワクチンでも二回目の接種で32%の人に症状が見られた。*そんなはずはない…
・本物ワクチンでの一回目接種で46%に副反応。
・本物ワクチンでの二回目接種で61%に副反応。
統計的分析によれば、「本物のワクチン接種でも、症状の半分以上がノセボ効果」と分かりました。
こうした「ノセボ効果」が出てきた理由は、はっきりしています―。メディアがこぞって「ワクチン接種すると副反応があるぞー!」という恐怖キャンペーンをしたせいですね。そして、今は「コロナウイルス感染よりも副反応の方が怖い…」といった間違った認識が行き渡りましたとさ…。
※「感染による軽症・中等症・重症・後遺症などの症状及び死亡率」と、「接種による副反応による症状及び死亡率」との間には、大きなズレがあります。
* 北海道感染状況―
北海道新聞朝刊から (数値は前日夕方のデータ)。これまでの死亡者は1650人(+7)。
「感染者数―現在患者数―入院者数」を表示します。
by kasait [新型コロナウイルス] [統計法と確率] [刺激的な心理学] [社会・社会学・心理学・文化] [コメント(0)|トラックバック(0)]