新しい検査キットが実用化。15分で結果判明: 寺子屋サッポロ

感染して体内にできる抗体をチェックすることで感染の有無を検査する、新しい検査法が提供されることになりました(会社名「クラボウ」)。血液一滴を用いて15分後に結果が判明する画期的なものです。感度も高く95%ということです。凄いですねえ。また、血液採取なので医療者の感染可能性も低いとのことです。感染症関連の医療機関などに対して提供予定となっています。検査キットは2万5千円(10名分)で、まずは１日1000キットを提供予定ですが、今後どの程度の日数でどの程度の数量まで提供可能なのかが焦点となります。

ちなみに、これまでのPCR検査ではウィルスを増殖させて検査。６時間くらいかかり、感度はあまり高くなく約70%程度。ニーズがあるのに、民間の検査会社がPCR検査へと大挙して乗り込んでこないのは何故かといぶかしく思っていました。それに対して、15分とか30分とかで結果が出る検査法が開発中…という情報がこれまで複数あって、そうした新検査法の実用化のタイミングを模様見していたということでしょうね、きっと。