1週前より2百人増加:04/08金 道。感染2346人|プーチンの住民虐殺の倫理観2022年04月08日 13:18

 北海道の感染者は昨日よりは少し減りましたが、先週の同じ曜日からは200人ほどの増加です。なお、道内のオミクロン株BA.2感染は合計で35名ほどです。新規クラスターは、3/21以来初めてゼロでした。
新聞のタイトルでは―
・学級閉鎖基準を緩和 大学は対面授業再開
・感染再拡大 懸念の声


○プーチンは「邪宗ウクライナ?!」の浄化を目指す―
 ロシア軍がウクライナに侵攻した際、「親ロシア地域の独立を支援する…」と、欧米はロシアの言い分をそのまま受け取っていました。しかし、キーフ近郊などでの住民の虐殺の内容から分かってきたことは、これは「プーチンによる邪宗戦争」という実態が見えてきました―。
 かなり前、このブログに、プーチンによる侵略の目的は「ロシア世界、ルースキー・ミールの復興…」が目的なのでは、と書きました。その後、ロシア兵による住民虐殺がウクライナの各都市で組織的に行われていることから、「ロシアにとっての邪宗ウクライナの浄化」と見るべきだと思っています。

1)プーチンは、ロシア正教の総主教・キリル一世の見方をそのまま受け入れている。キリル一世はかつてはKGBだったのではと言われる人物ですが、およそ宗教者には似つかわしくないエピソードが多々あります。
2)ロシア正教会は、ウクライナ正教会を弾圧してきていること。そして、戦火の被害にあったウクライナ人達を、ウクライナ国内のロシア正教会は助けることがなかった事例など。
3)プーチンは、民主主義や自由という概念を低劣・低俗な精神として蔑んでいたこと。そのプーチンは、共産党による長い弾圧後に復活してきたロシア正教会を、ロシア国民をまとめ上げるための拠り所として使ってきたこと。

 ようするに、プーチンは、19世紀以前の家父長的で、権威と畏怖とによって支配する支配モデルと自身の欲望とを摺り合わせて、非常に歪んだ形で「ロシア世界」を実現しようとしているといえます。そして…
1)ウクライナ領土を奪うこと、
2)邪宗であるウクライナ人達を改宗させるか、民族浄化(虐殺…)すること…
3)ウクライナをロシアと一体化させて「ロシア世界」を実現すること…。


 ロシアによるウクライナ侵略は、古めかしい宗教戦争の亡霊が、この21世紀に再興してきたことによるものだと理解しています。
 なお、民主主義は「基本的人権」「思想信教の自由」によって維持される人の生き方・あり方です。それを破壊し支配することを目的とするプーチンは、ナチスドイツのヒットラーと同じで、自らが「ナチズム」主義者であることにまだ気がついていない…?!




* 北海道感染状況―
北海道新聞朝刊から (数値は前日夕方のデータ)。これまでの死亡者は1942人(+1)。

「感染者数―現在患者数―入院者数」を表示します。

月日 感染者数 現在患者数 入院者数
---------------
04/03日 1985 17672 317
04/04月 1845 18154 341
04/05火 1577 18466 342
04/06水 1489 18476 348
04/07木 2370 19230 392
04/08金 2346 19739 381


2021/10/24から 2022/04/03までの図です~
*図は一週間毎に更新しますー
 


コメント

トラックバック