★「寺子屋_心理学」サイト…認知行動療法をネズミ心理学から考え直したい ― 2023年11月28日 10:58
ブログ「寺子屋_心理学」ですが、元々は同じ名前のサイトがあり、そこで心理学について書いたり、ゼミみたいな内容を考えていました。しかし、コロナ禍で破綻してそのままになっています。この間、世の中ではいろいろなことがあって実に刺激的なので、これからどうしようと思案しているところです。
○ChatGPTの衝撃!
昔読んだけれどもあまりの厚さと専門性のため訳本がでなかった原書がいろいろとあります。その中で、もう少しちゃんと読んでみたいものがあるので、ChatGPTの生成AIで大量に翻訳してみようかしら、とも思っています。
○心理療法は認知行動療法だけではないのにねえ…
心理療法として今よく知られているのが認知行動療法です。これは認知療法と行動療法が奇妙な仕方で合体したまま、今日まで暴走していると感じています。
1)一般意味論→論理情動療法→認知療法のラインは、人間の認識と思考の理解を基本としています。それに対して…
2)行動療法は基本的に、「言葉がなく、笑いもせず(ウマが笑う…という話は無視して…)、高邁な思想も宗教心もない動物」という見方で、動物達の行動を「条件付けという枠組み」のみで捉えることが基本になっています。
そして、認知行動療法は、たとえば突然暴力に走ったりする自閉症での(いわゆる)「強度行動障害」の大人の制御、あるいは、発達障害とされた児童などに、本当にアメやお菓子を与えて手懐ける「条件付け」という対応の仕方は、そこから出ています。
○スキナーボックスと呼ばれる箱状の空間にネズミを入れます。レバーを押すとエサのペレットが出る仕組みです。偶然、レバーにふれてエサがコロリと出てネズミが食べます。何回か体験すると「レバー → エサが出る」と理解します。ネズミが思考している可能性は完全に無視して、「刺激と反応」という枠組みだけで捉えることにしたのが行動主義、そこからいろいろあって出てきたのが行動療法です。そのため、「人間のような思考能力(考えること、洞察すること、思うこと…)などは無視する」のですが、どうにも気持ちが悪いのです。
ネズミは…考えていない…かもしれないですが、様々な状況に合わせて対応する能力が極めて高いです。実例は 繁華街での増殖など。実際問題として、人類は「ネズミとの知恵比べ」で負け気味なので、「ネズミ心理学」を立ち上げた方が良いのでは…。
○ChatGPTの衝撃!
昔読んだけれどもあまりの厚さと専門性のため訳本がでなかった原書がいろいろとあります。その中で、もう少しちゃんと読んでみたいものがあるので、ChatGPTの生成AIで大量に翻訳してみようかしら、とも思っています。
○心理療法は認知行動療法だけではないのにねえ…
心理療法として今よく知られているのが認知行動療法です。これは認知療法と行動療法が奇妙な仕方で合体したまま、今日まで暴走していると感じています。
1)一般意味論→論理情動療法→認知療法のラインは、人間の認識と思考の理解を基本としています。それに対して…
2)行動療法は基本的に、「言葉がなく、笑いもせず(ウマが笑う…という話は無視して…)、高邁な思想も宗教心もない動物」という見方で、動物達の行動を「条件付けという枠組み」のみで捉えることが基本になっています。
そして、認知行動療法は、たとえば突然暴力に走ったりする自閉症での(いわゆる)「強度行動障害」の大人の制御、あるいは、発達障害とされた児童などに、本当にアメやお菓子を与えて手懐ける「条件付け」という対応の仕方は、そこから出ています。
○スキナーボックスと呼ばれる箱状の空間にネズミを入れます。レバーを押すとエサのペレットが出る仕組みです。偶然、レバーにふれてエサがコロリと出てネズミが食べます。何回か体験すると「レバー → エサが出る」と理解します。ネズミが思考している可能性は完全に無視して、「刺激と反応」という枠組みだけで捉えることにしたのが行動主義、そこからいろいろあって出てきたのが行動療法です。そのため、「人間のような思考能力(考えること、洞察すること、思うこと…)などは無視する」のですが、どうにも気持ちが悪いのです。
ネズミは…考えていない…かもしれないですが、様々な状況に合わせて対応する能力が極めて高いです。実例は 繁華街での増殖など。実際問題として、人類は「ネズミとの知恵比べ」で負け気味なので、「ネズミ心理学」を立ち上げた方が良いのでは…。
by kasait [刺激的な心理学] [社会・社会学・心理学・文化] [つれづれに] [コメント(0)|トラックバック(0)]