7/28火 感染+3,退院1195,治療中185。全国の感染者総数が最大に!2020年07月29日 09:28

7/21火 感染1344人,退院1154人,治療中190名
7/22水 感染1350人,退院1158人,治療中192名
7/23木 感染1354人,退院1164人,治療中190名
7/24金 感染1360人,退院1171人,治療中189名
7/25土 感染1368人,退院1173人,治療中195名
7/26日 感染1373人,退院1178人,治療中195名 (図)
7/27月 感染1377人,退院1183人,治療中194名
7/28火 感染1380人,退院1195人,治療中185名
* 北海道の感染状況。
これまでの死亡者103人 (北海道新聞朝刊から)
とうとう全国の感染者数が第一波のときの最大人数を上回りました。確実に第二波です。…政府は「第二波ではない」ということなので、第三波と言っておきましょう。北海道では第三波になるので、間違いなし。

東京の世田谷区では、「いつでも誰でも何回でもPCR検査」の体制にチャレンジする様子です。感染者が増えすぎて、すでに保健所と職員は疲弊の極み、感染クラスターもまともに追えない状況の中、政府のやり方には関係なく、自分自身の地域を守るために打って出ようとしています。
「感染クラスター」追跡は、「感染が<線でつながる>」程度のときだけで、もうどこでどうやって感染したか分からないという経路不明者がこれだけ出てきたら竹槍的な今の検査態勢ではまるできりがないのです。したがって、医療関係者、保育園や高齢者施設のスタッフなどに定期的に検査を行う、「社会的検査態勢」への移行は必須となっていたわけです。さらに「誰でも何回でもPCR検査」を、です。

政府お抱えの御用学者陣は「無症状者にPCR検査など、もっての他なり」というアンチ検査派が占めているし、首相はもうやる気がないレームダック状態です。もともと、「政府などに頼らない」というか、頼りようがない…という残念な状態の中、英断だと思います。

 ロシアのプーチンは死ぬまで大統領を続けられる内容を組み入れた憲法改正を行い、(大規模不正が指摘されていますが全てのメディアがプーチン派…)、認められてしまいました。経済的な苦境にある国民には「ロシア国民としての団結と名誉」という空疎な理念を与えて、うまいことやり遂げましたね。何せ、プーチン大統領がじきじきに国民の不満に答えて対処するという人気テレビ番組があり、あれだけの経済的疲弊にも関わらず、とりあえず一般の人には人気がある…。
 それに対して、アベナマスクをいまだに着けている残念な首領の国では、咳をするとウィルスを通す布マスクを、この期に及んでまだ配ろうとする不人気さで、マスクは最近半日休みを二日続けてとったとのこと。もう辞めたら良い状況に至っています。
 なお、名誉には酔いしれるロシア国民ですが、政府は全く信用していない…という歴史的な伝統があります。ほとんどの国がそうですが、ロシアはその中でもダントツと思っています。もう20年ほどの前ですが、ロシア政府が新札を発行することにしました。しかし、一人当たり取り替えられる金額が決まっていて、タンス預金はほとんど取り替えてもらえず、ただの紙切れになりました…。庶民は泣き叫んでおりましたね (金持ちはいち早く金などに交換済み)。その後、ロシアに寄った際、円からルーブルに換金したとき、欺されて旧札をつかまされて、知り合いのロシア人に話して、にんまりされた経験があります。したたかだなー。

マンパワーが不足している大都市などの保健所では、病院は手一杯だし療養用ホテルも不足して「…もう少し、自宅で様子をみていてください」という新手法が流行中です。しばらくして「もう一週間以上も待っているのですが?!」と電話すると、「…。あと数日、自宅に居て大丈夫でしたら、そのまま仕事に戻ってよいです」という対応。情け無さの中から出てきた新手法…。高齢かつ持病ありの私のような者にはそのまま重症化・死亡の路線を用意し、大多数の自宅療養軽症者にはカップ麺などを支給して済ませるという…。なんだか悲しいです。

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