7/22水 感染+6,退院1158,治療中192。国是としての高齢者の罹患…?!2020年07月23日 11:12

7/15水 感染1300人,退院1122人,治療中178名
7/16木 感染1306人,退院1124人,治療中182名
7/17金 感染1309人,退院1132人,治療中177名
7/18土 感染1322人,退院1139人,治療中183名
7/19日 感染1331人,退院1141人,治療中190名 (図)
7/20月 感染1334人,退院1147人,治療中187名
7/21火 感染1344人,退院1154人,治療中190名
7/22水 感染1350人,退院1158人,治療中192名
* 北海道の感染状況。
これまでの死亡者102人 (北海道新聞朝刊から)
 自粛解除となり、そこにGoToで行き来を増やす…。東京、大阪、福岡など大都市圏で感染が第一波の人数を超えてきています。結局、政府は第一波の後に特に何もしておらず、病院の逼迫なども第一波を越えて厳しくなっている状況から、個人的に結論を出しました―
 20-50代くらの活発に(経済)活動する年代に動いてもらって、その余波で60代以上の高齢者が一定程度死亡することを国是とする!
 議事録などが残らないように裏の会話で、「そうだなあ、その方が良いかもしれないなあ…」。これから20年後までにやってくる「高齢者多死社会」…。これまでの日本を作ってきた団塊の世代が病院を埋め尽くして病院では亡くなれず、火葬場が逼迫し、遺体を一時安置する「遺体ホテル」が普通となる…。アメリカなどでは、冷凍庫型の大型トレーラーに遺体を詰め込んでいて、高齢者ではありませんが多死社会の未来が先取りされていますし。
 私は「団塊の世代」直後の世代です。私が大学に入る頃には、東大などを占拠した「学生運動」が終わっていました。高校に入ったとき、一学年は10クラスありましたが、3年生は何クラスあったと思いますか?
 「10クラスとかですか?」「ブッブッー。3年20組までありました-」。教室の後ろまでびっしり机が詰まっていて、3年生は二部授業とかでしたねえ。
 疲労感がにじみ出ている今の首相にはそんな度胸はないでしょうが
 「これまで日本国を経済的に発展させてきた、特に後期高齢者になられる方には、このコロナ禍の中、罹患前から<命の選別>をします。ただし、直接ではなくて、20-50代の活動世代の経済活動の余波として、結果的に年配者が罹患して重症化してお亡くなりになることは許容ないし推進せざるを得ません。日本国のためにご理解をお願いいたします…」。
 私は、20数年後の日本がどうなっているか、そしてまた、人類がスカイネットにやられるかどうかを見てみたいし、何十年もの間収めてきた分の年金でしっかり生き延びてみたいと思っています。それにしても、若い人たちや中年で重症化して死亡するのは国家的なリスクですが、確率的にはそれを許容するという施策でしょうね、Gotoトラブル…。

アメリカ、ニュージャージー州の感染状況(3)。死者1万3千人以上 (図)2020年07月23日 23:55



アメリカはニューヨークの隣りにあるニュージャージ州、その感染状況を知人が知らせてくれました。感染者数は17万7千人程、死亡者累計は 1万3千人余(図のネズミ色の線)です。アメリカ全体の死亡者は14万4千人余。 ※データがない所は描かれていません。数字がだいぶ小さくなってきたので、次は対数グラフではなく普通のグラフも示します。
日本は全体でも死者は1000人です。あまりの数字の違いで、どういう状況なのかすぐには感覚が追いつきません。今、日本国政府は、国内の観光地などへのGotoキャンペーンで人出を増やしていて、感染者数で他国に後れをとらないように励んでいるところです。感染者数はすでに第一波の時の人数を超えてきました。しくしく。
 ところで、感染者が多くなると、高齢者や病気や何らかの疾患をもっているハイリスクの人たち、また、医療の網目から漏れ落ちてしまう人たちがウィルスの犠牲になるー。アメリカではそれでもPCR検査をいつでもどこでも無料で…受けられる態勢を作り上げてきています。なので、自分が罹っていたら他の人に感染させないような自粛することには実際的な効果があります。また、無症状感染の人たちも「陽性!」となれば医療の支援を受けに向かう…。
 日本は、PCR検査による擬陽性の人たちにホテル療養などを指示すると、後から訴えられないかと厚労省がビビっているため、PCR検査を可能な限り抑制している…という見解が紹介されていました。実に情けない…。

それにしても、アメリカやブラジルでは凄まじい人数が感染しています。感染が大規模に繰り返されるとウィルスの遺伝子(RNA)が様々に変異して、その中には悪魔的な感染力や重症化力をもつウィルスなどが登場してきます。感染してしまうと遺伝子に様々な変異のチャンスを与えてしまう―。おおげさに言えば、ウィルスに罹らないようにすることで、ウィルスにスキを見せないことが人類としての責務だと思っています(^_^v
アメリカで巣ごもりしている皆さん、どうぞもう一息、二息、がんばってください。お互い健やかにまた会えますように。

※一週間くらい前、未明に「ネオワイズ彗星」が撮影されました。次は5000年後だそうです…。人類はそれまでモツのかなあ。