アメリカ、ニュージャージー州の感染状況(3)。死者1万3千人以上 (図)2020年07月23日 23:55



アメリカはニューヨークの隣りにあるニュージャージ州、その感染状況を知人が知らせてくれました。感染者数は17万7千人程、死亡者累計は 1万3千人余(図のネズミ色の線)です。アメリカ全体の死亡者は14万4千人余。 ※データがない所は描かれていません。数字がだいぶ小さくなってきたので、次は対数グラフではなく普通のグラフも示します。
日本は全体でも死者は1000人です。あまりの数字の違いで、どういう状況なのかすぐには感覚が追いつきません。今、日本国政府は、国内の観光地などへのGotoキャンペーンで人出を増やしていて、感染者数で他国に後れをとらないように励んでいるところです。感染者数はすでに第一波の時の人数を超えてきました。しくしく。
 ところで、感染者が多くなると、高齢者や病気や何らかの疾患をもっているハイリスクの人たち、また、医療の網目から漏れ落ちてしまう人たちがウィルスの犠牲になるー。アメリカではそれでもPCR検査をいつでもどこでも無料で…受けられる態勢を作り上げてきています。なので、自分が罹っていたら他の人に感染させないような自粛することには実際的な効果があります。また、無症状感染の人たちも「陽性!」となれば医療の支援を受けに向かう…。
 日本は、PCR検査による擬陽性の人たちにホテル療養などを指示すると、後から訴えられないかと厚労省がビビっているため、PCR検査を可能な限り抑制している…という見解が紹介されていました。実に情けない…。

それにしても、アメリカやブラジルでは凄まじい人数が感染しています。感染が大規模に繰り返されるとウィルスの遺伝子(RNA)が様々に変異して、その中には悪魔的な感染力や重症化力をもつウィルスなどが登場してきます。感染してしまうと遺伝子に様々な変異のチャンスを与えてしまう―。おおげさに言えば、ウィルスに罹らないようにすることで、ウィルスにスキを見せないことが人類としての責務だと思っています(^_^v
アメリカで巣ごもりしている皆さん、どうぞもう一息、二息、がんばってください。お互い健やかにまた会えますように。

※一週間くらい前、未明に「ネオワイズ彗星」が撮影されました。次は5000年後だそうです…。人類はそれまでモツのかなあ。

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