7/05日 退院1076人,治療中184名(図)。東京は感染111人と高止まり2020年07月06日 10:13

6/28日 感染1222人,退院1037人,治療中185名
6/29月 感染1233人,退院1037人,治療中196名!
6/30火 感染1246人,退院1044人,治療中202名!
7/01水 感染1250人,退院1055人,治療中195名
7/02木 感染1258人,退院1060人,治療中198名
7/03金 感染1258人,退院1063人,治療中195名
7/04土 感染1259人,退院1071人,治療中188名
7/05日 感染1260人,退院1076人,治療中184名 (図)
* 北海道の感染状況。
これまでの死亡者101人 (北海道新聞朝刊から)

東京は連日の感染者数100人越えです。第一波が来たときと同じような感染増の推移なので、このままだと感染拡大から感染爆発までの道筋が見えています。しかし、9000億円ほどあった東京都の予備のお金もほとんど底をついて休業補償する財源もなく、お願いベースでは改善も見込めず、どうしようもない状況に陥り始めました。ということなので これから日本はようやく本格的に第一波…という状況のようです。
 北海道は優等生になってきました。札幌は3日連続感染者ゼロです。なお、札幌のいくつかの病院が個々に抗体検査を提供するようになりました。一人8千円から1万4千円程度で、「陰性の保証がほしい」企業などが利用しています。ただし、抗体検査は感度が低いし(あまり正確ではない)、いったん出来た抗体も2,3ヶ月程度で低下するようで、免罪符にはならない状況。

 アメリカでは「マスク着用義務」についてもめているようですが、感染防止のためには無症状者にこそマスクが必須だと分かっています。ウィルスが取り付くためのACE2という受容体が唾液腺に沢山あり、唾液が強力な感染源だからです。後から分かったわけですが、ヨーロッパのチークキス挨拶などは御法度なのです。また、ウィルスは感染しても「感染しました」メッセージを体内に運ぶインターフェロンの分泌を1/10とか1/20とかに低下させる対抗機能があり、免疫システムが反応しないようにして発熱も症状もない「無症状」を作り出して、その間に感染者を増やすという実に悪質なウィルスであることも分かってきました(特に、南米のウィルス株)…。
 といったような線の細い知識ですが、少しは頭も使って何とか自衛していくことにしますー。