6/28日 退院1037人,治療中185。小樽はカラオケ自粛。世界は感染拡大中2020年06月29日 10:31

6/21日 感染1180人,退院993人,治療中187名
6/22月 感染1182人,退院994人,治療中188名
6/23火 感染1183人,退院1003人,治療中180名
6/24水 感染1183人,退院1011人,治療中172名
6/25木 感染1199人,退院1015人,治療中184名
6/26金 感染1204人,退院1027人,治療中177名
6/27土 感染1205人,退院1031人,治療中174名 (図)
6/28日 感染1222人,退院1037人,治療中185名
* 北海道の感染状況。
これまでの死亡者98人 (北海道新聞朝刊から)

 小樽市では、昼カラオケも夜のカラオケにも自粛要請が出ました。お店には協力金を検討中。感染者は三店で合計33名と、北見市、札幌市についで三つ目のクラスター感染の都市となります。
 6/24に、アメリカ・ニュージャジー州の感染状況を書きました。その数字と比べると桁違いに少ないわけですが、チマチマと小さな感染クラスターをつぶしていけるのは有り難い状況といえます。なお、東京は新規感染者がダントツに多く、60名レベルに入りました。多くが20-30代の若者で、感染者の少なくとも半数が感染経路不明者です。これからもこうした流れが拡大していくわけですが、医療資源の限界に至らないところで推移すれば…というのが当面の願いとなります。
 ところで、海外との交流がとうとう始まりました。ベトナムとのビジネス関係者の相互往来で、とりあえず250名とかがベトナムに行くことになりました。こちらでPCR検査が陰性で、到着後にベトナムでも検査するー。着いてから2週間は隔離されるようですが、現地の工場や会社関係者、日本語教師などの人達です。次にはオーストラリア、ニュージーランドと、感染者が少ない国との行き来も始まります。なお、飛行機に乗り込むとき、全員が青い防護服、マスク、ゴーグル、手袋、靴カバー着用でした。
 PCR検査の感度(精度)は約70%、これにより二回とも偽陰性となるは0.3x0.3=0.09で9%です。二回のPCR検査がともに偽陰性となり相手国に入国してしまう人は、250人×0.09=22.5人、22人以上は居るという計算です。それでも感染源の人が特定できるのでクラスターの把握はしやすいでしょう。なお往来の人数が拡大するにつれて、数ヶ月で新たな感染爆発となる可能性があることはすでに計算されていて、手放しで経済再開というわけにはいかない…。しかしアメリカやヨーロッパは背に腹はかえられず、すでに経済活動を再開して新たな感染爆発が起きています。ちなみに北京市内では、すでに100名以上が感染した新発地市場の閉鎖、周辺地域の封鎖が進んでいます。国外からのウィルス株のようです。