4月初め頃までに四種の薬の知見が!2020年03月22日 22:05

日本は何とか感染爆発にならずに堪えています。
 今日、埼玉で9千人の観客を集めた格闘技「K1」の試合がありました。一万五千人が入る会場でしたが人数を制限。また、クラスター感染があっても追跡できるように、観客は氏名・住所・連絡先を書いて会場入り。マスクの無い人には一枚ずつ配布。入り口などにはもちろん手指消毒用のアルコール設置…。ということなので、この後は感染クラスターが発生しないように祈るばかりです。

 感染症研究所では、1200種類の既存薬をウィルスに試し、そこから効果がある4種類が出てきた―。アビガン(インフルエンザ用)、オルベスコ(喘息の吸入用)、カレトラ(抗エイズ)、レムデシベル(対エボラ)。これの治験を行い、おおむね4月初め頃までに、感染のどの時期にどのように使用すると効果的かが割り出せる見込みと、NHK特集番組で専門家が話していました。肺炎が重症化して呼吸困難となり、人工肺で何とか酸素を供給するという、治療に改善が期待できるということでした。
 ということから、ここ数週間、遅くとも4月中くらいまでに感染大爆発が起こらずすめば、穏やかな長期戦を続けられそうに思いました。対症療法の効果が出て、また免疫者も増え、一年後くらいに完成するワクチンまでつなげられるという長期戦略…。
 なお、マイクロ飛沫についての紹介がありました。通常のくしゃみなどの飛沫ではなく、極めて小さな飛沫があり、これが10-20分間も室内に漂うのです。1-2メートルでの対面での話し合いでも、感染の危険があることが分かりました。ただし軽いので、窓を開けるなどで換気したり風によって簡単に追い払えることも分かりました。
 ということで、もうしばらく気長に堪えることで乗り切りたいです。

*薬の話は「医療施設」で「医師が投与する」というレベルでの話題です。(追記,3/25,2020)

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