「良い人」は良い人なのでしょうか2020年03月01日 00:06

「良い人っていうくらいだから、良い人に決まっている!」というのが普通の反応ですが、心理学畑が長くかつ人生も長々していると、そんなに簡単に思えないものです。
若者はそれでも良いですが、それなりに人生の長い人々は、こうした問い掛けをすると、少し反応してくれるので嬉しいものです。 「…どういうことだろか?」と思ってもらえることが多いのです。
※考え方の例としては、「良い社員」というのは、誰にとって「良い」のでしょうか。昔々、「二十四時間、働けますかっ!ナントカーナントカー♪」という宣伝がありました。猛烈社員という言葉もありましたね、そういえば。
きっと会社にとっては「良い」でしょうけれども、奥さんとか家族とか子どもたちには「あまり良くない…」かもしれないですね。

サイコロ・コロコロジー psychology2020年03月01日 00:25

サイコロ 賽子 骰子…。
心理学は英語でサイコロジー。別にサイコロを転がそうというわけでありませんが、統計学は心理学の中の大事な要素になっています。
「女心と秋の空」では、いずれも当てにならないことを言うようですが、人の気持ちや心は分かりにくく、また変わりやすいものです。 したがって「人の心は分からない…」。しかし、そう言ってしまうと学問として成立しないので、「その人のその時の心は分からない」かもしれないけれど、「そのような人の、そのような時の心は、ある程度は分かる…」というようにしてつかまえようとしました。
そこで活用されたのが統計学だったし、統計的検定というものでした。 そろそろ頭痛が痛くなってきたようです…(前にも書いた表現ですねっ)。
頭痛の後に少しホッとして穏やかにお茶をすすりながら、自分にも優しくなれるようだったら、トーケーガクのケガの功名ですね。「今のこの私は、穏やかでホッとしていて嬉しいのです」と。

静かな札幌 まあ土日だし2020年03月01日 13:36

少し雪がぱらつくくらいです。なんだかのんびりしています。
共稼ぎで子供がいたら大変ですが、高齢世帯だし穏やかな日曜日です。土日は出るなという知事のお達しだし、特に用事もなく。
知人の医師によると1ー2ヶ月は感染や入院が増えて数字的には増え、重症者はインフルのように出るけれども、自衛している中で段々と落ち着くようです。沈静化までは数ヶ月かかるようなので、焦らずに過ごすことが大事なようです。
すぐには効かないと思いますが、のんびり過ごして、笑って免疫力を上げたいです。先日の新聞にあったネタからの翻案ー
[北海道ってあんまり訛ってないんでないかい][おれら、したっけとかあまり言わないしょや][あずましく喋ってるとなまら訛ったりすっけどね]。
平均よりは上の例でした。

呑んだ瞬間に効くクスリ2020年03月01日 14:20

私の場合ですが、錠剤とかを呑むとすぐに効きます。
飲み込んだ瞬間に「あっ、効いた!」と明るく叫ぶからです。

20年位前の専門書には「鎮痛剤のプラセボ効果は55%」とあり、それを応用している感じですね。偽薬効果の55%をすぐに先取りして、薬効の45%は、まあ後から効けば良いという訳です。
同居人は冷静に笑って見てましたが、数年前から真似し始めました。ただしもう少し知的な方法でした。
高齢の皮膚掻痒で掻いてはミミズ腫れになり、困って薬を服用していたのですが、服薬を続けることに疑問を持ったようで、かゆい時に静かに深呼吸をし始めました。今度は私がやや冷たく眺めていたのですが、どういう訳か少しずつ効果が出てきて、最近は殆ど薬を服用せずにいるのです。ううむ、信じられない…。

密室 換気 寒さ2020年03月01日 18:53

道知事の指摘では、密室とか狭い所に注意、それと換気ということでした。しかしマイナス気温での換気は難しいです。一気に気温が下がり鼻水も出ます。ということで、狭くて人の多い所には行かないーというのが結論で、学校閉鎖になったように思います。
ウィルスがいる所では換気、しかし寒いし窓が開けずらく開けられないー。
北国では対応がかなり大変です。
なおTV番組の医師の話では、普通の肺炎は片側の肺が炎症のことが多いのに、新型ウィルスでは両肺が炎症して重症化、呼吸困難になるー。高齢世帯なので気をつけます。

平均的な見方ということ2020年03月01日 23:37

「平均」とは、たいらにならして均一にすることです。
しかし、人は皆それぞれ生まれも育ちも違うので、人として同じであるはずはありません。一卵性双生児の二人は遺伝子は同じかもしれないけれども、時間的には生まれでも学校などでも後先が出来る。また、居場所も左右前後とちょっとずつ違うところに存在し、社会生活の間には二人は確かにそれぞれに異なる人格となります。
 いずれしても、バラバラだと理解するのが難しいので一まとまりにして扱いやすくしようとします。ある事柄や特徴については「AさんもBさんも同じ」とする訳です。
 児童・青年、中年、高齢などの分け方、あるいは男性・女性という分類、「北国・北方でも南方でもない地域・南国の人」、「神経質・おおらか」などのカテゴリーに入れることで、とりあえず「同じ」とみなし束にして分かろうとするわけです。
 統計学に先だって、実は「同じと見なす」という非常に強力な束ね方が人間には備わっているので、それに基づいて統計学も展開されます。 「本当は違うのです」という視点を棚上げするという暗黙の前提の下、統計学が心理学では用いられることになります。
あまり言われないことですが、注意したいところです。